インプラントまでの「歯がない期間」はどうする?
2026年5月27日
当院が“治癒を待つインプラント”を選択する理由
インプラント治療をご検討中の患者様から、よくいただくご質問があります。
「抜歯したその日にインプラントは入れられますか?」
「歯がない期間はありますか?」
「前歯なので見た目が心配です…」
特に前歯では、
・見た目
・会話
・発音
・お仕事
・お食事
など、日常生活への影響を不安に感じられる方が多くいらっしゃいます。
当院では“すぐ埋入しない”ことがあります
インプラント治療には、
| ・抜歯と同時にインプラントを埋入する方法(即時埋入) |
・抜歯後、一定期間治癒を待ってから埋入する方法
があります。当院では、歯ぐきや骨の状態によっては、 抜歯後に一定期間治癒を待ってからインプラントを行う「Type2埋入(早期埋入)」を選択することがあります。
その理由は、
・歯ぐきの治癒を待てる
・炎症の改善を待てる
・骨や軟組織の状態を整えやすい
・長期的に安定した位置へ埋入しやすい
といったメリットがあるためです。
当院では、単に「早く入れること」よりも、
👉 長期的な安定性
👉 歯ぐきの治癒
👉 清掃性
👉 最終補綴の仕上がり
を重視しています。
“歯がない期間”をどう過ごすのかも重要です
一方で、患者様にとっては、「待つこと」そのものより、“その間どうなるのか”が大きな不安になります。
当院では、治癒期間中も見た目や日常生活に配慮するため、デジタル技術を活用した即時義歯を使用しています。
抜歯当日の流れ

上記は実際のケースです。
左から、
① 抜歯前
② 抜歯直後
③ 即時義歯装着後
を示しています。これらはすべて、同じ日に行った処置です。
治癒環境にも配慮しています
抜歯直後には、必要に応じてCGF(自己血由来の再生材料)を使用し、抜歯窩の治癒環境を整えています。
さらに、デジタル技術を活用した即時義歯をその日のうちに装着することで、
・見た目
・発音
・咀嚼
など、日常生活への影響を最小限に抑えるよう配慮しています。
CGFとは、患者様ご自身の血液から作製する再生材料で、抜歯後の治癒環境を整える目的で使用しています。
当院で使用しているCGFについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
CGF(自己血由来の再生材料)についてはこちら
即時義歯は“その場で作っている”わけではありません
患者様から、「その日のうちに義歯を作るのですか?」と驚かれることがあります。
当院では、初診時に口腔内スキャンを行い、そのデータをもとに即時義歯をデジタル設計しています。
初診時のスキャンデータ

このように、口腔内をデジタルデータとして記録し、
・咬み合わせ
・歯の位置
・欠損部位
・見た目のバランス
などを確認しながら、即時義歯を設計しています。
そのため、
👉 見た目
👉 発音
👉 装着感
👉 日常生活での使いやすさ
にも配慮した治療が可能になります。
“待つ期間”にも意味があります
インプラント治療では、「早く終わること」が必ずしも最善とは限りません。
当院では、
・骨の治癒
・歯ぐきの状態
・炎症の改善
・補綴設計
まで含めて総合的に診断し、長期的な安定性を重視した治療をご提案しています。
そのため、症例によっては、
👉 抜歯後すぐではなく、一定期間治癒を待ってからインプラントを行う「Type2埋入(早期埋入)」を選択することがあります。
「なぜ当院がType2埋入を選択するのか」については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
当院がType2埋入(早期埋入)を選択する理由についてはこちら
インプラントをご検討中の方へ
「自分は即時埋入が向いているの?」
「歯がない期間はどのようになる?」
「見た目はどこまで自然にできる?」
など、症例によって適した方法は異なります。
まずは診査・診断の上で、患者様に合った治療方法をご提案いたします。
お気軽にLINE相談・WEB予約をご利用ください。
LINE相談はこちら👉https://lin.ee/nFrrKRC
24時間WEB予約はこちら👉https://ginza-dental.or.jp/contact/#link01
この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
抜歯後の“治り方”まで考えた治療を大切にしています
2026年5月20日
抜歯というと、「歯を抜いて終わり」というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際には、抜歯後にどのように治癒していくかは、その後の治療結果にも大きく関わってきます。
特に、
・インプラント治療
・骨や歯ぐきの状態
・見た目の自然さ
・長期的な安定性
を考えると、“抜歯後の治癒環境”は非常に重要です。
当院の考え方
「身体が本来持つ治癒力を活かす」
当院では、「できる限りご自身の組織・治癒力を活かす」という考え方を大切にしています。
人の身体には本来、“治ろうとする力”が備わっています。
そのため私たちは、
・必要以上に侵襲を増やさない
・生体反応を邪魔しない
・自然な治癒の流れに乗せる
ということを意識しながら治療を行っています。
CGF(PRF)を使用しています
当院では抜歯時に、患者様ご自身の血液から作製したCGF(PRF)を抜歯窩へ填入しています。
CGF(PRF)は、採血した血液を遠心分離することで作製される、成長因子を多く含むフィブリンゲルです。
実際にはこのような流れで作製しています。

患者様ご自身の血液を採取し、遠心分離を行うことで、成長因子を多く含むフィブリンゲルが形成されます。
簡単に言うと、“ご自身の血液成分を利用して、身体本来の治癒反応を活かす処置”になります。
人工的な材料を多く使用するのではなく、まずは身体本来の治癒力を活かすそれが当院の抜歯後治療における基本的な考え方です。
実際にはこのように処置を行います
作製したCGF(PRF)は、抜歯窩へ填入し、創部を保護するように縫合します。

日々の診療の中では、
・歯ぐき(軟組織)の治癒が綺麗
・上皮化が比較的スムーズ
・抜歯後の組織が安定しやすい
と感じる場面が多くあります。
また、術後トラブルが少ない印象もあり、抜歯後の治癒環境を整える一助になっていると考えています。
※治癒には個人差があります。
ソケットプリザベーションについて
抜歯後の処置として、「ソケットプリザベーション(抜歯窩保存術)」を提案されたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これは、
抜歯窩へ骨補填材を填入し、骨や歯ぐきのボリューム減少を抑えることを目的とした処置です。
もちろん、ケースによって有効な場面もあります。
しかし実際には、
・骨の状態
・軟組織の状態
・感染の有無
・将来的にどのタイミングでインプラントを行うか
によって、考え方は変わります。
当院では「治癒の流れ」を重視しています
当院では特に、
・軟組織の治癒
・血流
・生体の自然な回復
・組織の安定を重視しています。
そのため、“何を入れるか”だけではなく、“どう治癒させるか”を大切にしています。
特に待時埋入を前提とする場合、まずは身体本来の治癒反応を活かし、自然な治癒環境を整えることが重要だと考えています。
CGF(PRF)も、その考え方の延長線上にある処置の一つです。
抜歯は「抜いて終わり」ではありません
特にインプラント治療では、“抜歯後にどう治るか”によって、その後の治療の難易度や長期安定性が変わることもあります。
当院では、単に歯を抜くだけではなく、
・その後どう治癒するか
・骨や歯ぐきをどう守るか
・将来的にどう安定させるか
まで含めて治療を考えています。
ご相談について
「抜歯後の治りが心配」
「インプラントを見据えて相談したい」
「できるだけ身体に負担の少ない治療を受けたい」
という方は、
LINE相談https://lin.ee/nFrrKRC
WEB予約https://ginza-dental.or.jp/contact/#link01
よりお気軽にご相談ください
※CGFを用いた処置は、再生医療等安全性確保法に基づき、しかるべき届出を行った体制のもとで実施しています
この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
マウスピース矯正とワイヤー矯正 『大切なのは「装置」ではなく「診断」です』
2026年5月12日
近年、マウスピース矯正を目にする機会が増えました。
・目立ちにくい
・取り外しができる
・気軽に始められる
このようなイメージから、興味を持たれる方も多いと思います。
実際に、マウスピース型矯正装置には多くのメリットがあります。
一方で、矯正治療は「歯を並べるだけ」の治療ではありません。
見た目だけでなく、
・歯根の位置
・咬み合わせ
・奥歯の関係
・横顔や口元のバランス
まで含めて、精密にコントロールしていく必要があります。
そのため矯正治療で最も重要なのは、
「どの装置を使うか」ではなく、
“その症例に適した治療方法を正しく診断すること”です。

マウスピース矯正のメリット
マウスピース型矯正装置には、多くの利点があります。
・装置が目立ちにくい
・取り外しが可能
・食事や歯磨きがしやすい
・金属装置への抵抗感が少ない
特に軽度〜中等度の歯列不正では、有効な選択肢となることがあります。
また、症例によっては治療の一部にマウスピース型装置を取り入れることで、見た目や快適性に配慮した治療が可能になる場合もあります。
しかし、すべての症例に適しているわけではありません
矯正治療では、歯の見えている部分(歯冠)だけではなく、歯根を含めた三次元的なコントロールが重要になります。
特に、
・抜歯を伴う症例
・重度の叢生(ガタつき)
・大きな歯牙移動が必要なケース
・咬み合わせの調整が必要なケース
では、より精密な歯のコントロールが求められます。
マウスピース型矯正装置では、症例によって歯冠側が先に移動し、歯根の移動が遅れやすい傾向がみられることがあります。
一見きれいに並んで見えても、
・歯根の位置
・咬み合わせ
・奥歯のバランス
まで適切にコントロールできているかは、別の問題です。
歯の動きには違いがあります
矯正治療では、歯をどのように動かすかがとても重要です。
マウスピース矯正では、症例によっては「傾斜移動」と呼ばれる動きが起こりやすくなります。
これは、歯冠側(見えている部分)が先に動き、歯根が後からついてくるような動きです。
一方、ワイヤー矯正では、歯根を含めて歯全体をコントロールしやすく、「歯体移動」と呼ばれる安定した動きが得られる場面があります。
そのため、
・歯根の位置を整えたいケース
・咬み合わせの調整が重要なケース
・長期的な安定性を重視するケース
では、ワイヤー矯正が有効になることがあります。

マウスピース矯正は「患者さんの協力度」も重要です
ワイヤー矯正では装置が固定されているため、24時間継続して歯に力が加わります。
一方、マウスピース矯正では、
・装着時間
・マウスピースの適合状態
・ゴムかけ
・交換タイミング
など、患者さん自身による管理が治療結果に大きく影響します。
装着時間が不足したり、マウスピースが浮いた状態で使用されたりすると、計画通りに歯が動かなくなることがあります。
また、歯の移動途中では一時的に歯と歯の間に隙間が生じるため、食べ物が詰まりやすく感じる方も少なくありません。
特に抜歯症例や大きな移動を伴うケースでは、違和感につながる場合があります。
ワイヤー矯正が現在も重視される理由
ワイヤー矯正は、長年にわたり確立されてきた治療方法です。
ブラケットとワイヤーを用いることで、
・歯根を含めた三次元的コントロール
・精密な歯牙移動
・咬合調整
・幅広い症例への対応
が可能になります。
特に複雑な症例では、現在でもワイヤー矯正が重要な役割を担っています。
「ワイヤー矯正は古い治療」というイメージを持たれることがありますが、実際には、より精度の高い治療を行うために欠かせない場面が多くあります。

当院では、見た目への配慮だけでなく、必要な歯牙移動や咬合コントロールを考えながら、症例ごとに適した方法を選択しています。
「目立ちにくい矯正」はマウスピースだけではありません
「矯正装置が目立つのが心配」という方も少なくありません。
現在では、
・透明感のあるブラケット
・白いワイヤー
・ブラケットを使用しないシステム
など、見た目に配慮した矯正治療も選択できるようになっています。
そのため、「目立ちにくさ」と「精密な歯牙移動」の両立を目指せるケースもあります。

装置選びより大切なのは「診断」です
どの装置にも、それぞれ得意・不得意があります。
大切なのは、流行している装置を選ぶことではなく、その方の歯並びや咬み合わせに本当に適した方法を選択することです。
当院では、最初から「マウスピース矯正ありき」で治療を進めることはありません。
必要な歯牙移動や咬合の状態を丁寧に診断し、見た目だけではなく、長期的な安定まで考えた矯正治療をご提案しています。
矯正治療をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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この記事の執筆・監修

飯岡 拓馬
東京銀座デンタルクリニック 歯科医師 / 歯学博士
インプラント治療・矯正治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
国際インプラント協会(IDIA)専門医。
Academy of Osseointegration(AO)Active Member。
👉 歯科医師プロフィールはこちら
インプラントは「いつ入れるか」で結果が変わります<最新研究と体の回復の仕組みから考える最適なタイミング>
2026年5月6日
インプラントのご相談で、よくこんな質問をいただきます。
「抜歯したその日にインプラントって入れられますか?」
「できれば早く終わらせたいんですが…」
確かに、できるだけ早く治療を終えたいと思うのは自然なことです。
ただ実は…
👉 インプラントは“いつ入れるか”で結果が変わる治療です。
🤔 なぜ医院によって説明が違うのか?
ある医院では…
「すぐ入れられます」
別の医院では…
「少し待ちましょう」
この違いに戸惑う方はとても多いです。
これはどちらが正しい・間違いではなく👇
👉 インプラントには複数のタイミングがあり、それぞれ適応が異なるためです
🧭まずは全体像をシンプルにご説明します

インプラントは大きく分けて
・抜歯と同時に入れる方法
・少し期間をあけて入れる方法
・しっかり治ってから入れる方法
があります。
⚠️ 一番大切なポイント
👉 「できる治療」と
👉 「長く安定する治療」は同じではありません
なぜ当院は“少し待つ方法”を選ぶことが多いのか
当院では多くのケースで
👉 抜歯後、1〜2ヶ月ほど期間をあけてからインプラントを行う方法(早期埋入 / Type2)
を選択しています。
その理由は、体の回復の仕組みにあります。
体が“最も治ろうとしているタイミング”を活かす
歯を抜いたあと、お口の中では段階的に回復が進みます。
まず歯ぐきは比較的早く閉じていきますが、
👉 体は感染や異物があれば外に出そうとする性質があります
そのため、
👉 歯ぐきがしっかり閉じている状態は、内部の炎症や感染がコントロールされ、環境が整ってきているサインと考えられます
一方で内部では、
👉 まだやわらかい“骨になる途中の組織”が形成されている状態です
👉 いわば「骨の準備が進んでいる段階」
です。

このタイミングで治療するメリット
この“回復の途中”のタイミングでインプラントを行うことで
・体の自然な治癒の流れを活かせる
・骨が形成されやすい環境を利用できる
・インプラントが安定しやすい
👉 安全性と結果のバランスが非常に良い方法です。

※専門的な図ですが、「どのタイミングがどの程度信頼されているか」を示しています
この研究から分かることは👇
👉 どの方法も可能だが、“適応とタイミング”が重要である
ということです。
実際のケース

前歯の歯根破折により、抜歯が必要となったケースです。
患者様は「できればすぐインプラントを入れたい」とご希望されていましたが、
👉 抜歯部位の骨が不足しており、骨の再生(GBR)が必要な状態でした。
また、
👉 骨の再生は歯ぐきの状態が整っていることが重要なため、治癒期間を設けました。
その結果、
・骨の回復が進み
・歯ぐきの形態も整い
👉 自然で安定した仕上がりを得ることができました
❗ では“すぐ入れる方法”はダメなのか?
そういうわけではありません。
・感染がない
・骨の状態が良い
・十分な固定が得られる
👉 こうした条件が揃えば、有効な選択肢です。
ただし重要なのは👇
👉 “できるかどうか”ではなく
👉 “その人にとって最適かどうか”
まとめ
・インプラントはタイミングで結果が変わる
・どの方法も可能だが適応が重要
・当院では“体の回復を活かすタイミング”を重視
ご相談・ご予約について
インプラント治療は
👉 “早さ”よりも“正しさ”が大切です
当院では、
・CTによる骨の評価
・歯ぐきの状態
・噛み合わせ
をしっかり診査した上で
👉 最も安全で長く安定する方法をご提案しています
👉 無理に特定の治療をおすすめすることはありませんので、安心してご相談ください
▶ ご相談はこちら
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👉 【24時間WEB予約はこちら】https://ginza-dental.or.jp/contact/#link01
参考文献
※本記事は、システマティックレビュー(Gallucci et al., 2026)をもとに構成しています
この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
歯を入れるスペースがないと言われました。インプラントはできませんか?
2026年5月1日
「歯を入れるスペースがないので、このままではインプラントは難しいですね」
このように言われて、不安になってご相談に来られる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、
👉 スペースがない場合でもインプラントは可能なケースが多いですが、より良い位置で埋入するために矯正による調整が必要になることがあります。
■ スペースがないとはどういう状態か?
歯が抜けたまま放置すると、周囲の歯が少しずつ動いてしまい、
・歯が傾いてくる
・歯が回転する
・噛み合う歯が伸びてくる
といった変化が起こります。
👉 その結果、インプラントを入れるためのスペースが不足してしまうのです。

👉 矯正によって歯の位置を整えることで、スペースを確保したり、逆に隙間を閉じたりすることが可能です。
■ 実は「高さ(噛み合わせ)」も重要です
スペースというと横の隙間をイメージされる方が多いですが、
👉 噛み合う歯の影響で“高さ”が足りないケースもあります。

👉 対合歯が伸びてくることで、インプラントを入れるための高さ(クリアランス)が不足してしまう状態です。
■ スペースがない場合の治療方法
大きく分けて、3つの考え方があります。
① 矯正でスペースを「埋める」(インプラントを使わない)
👉歯を移動させることで、欠損している部分の隙間を閉じてしまう方法です。
・自分の歯だけで治療が完結する
・外科処置が不要
👉 ただし
・噛み合わせや見た目の制限がある
・適応できるケースは限られる
② 条件付きでインプラントを行う
👉スペースがわずかに不足している場合などに、
・細いインプラントを使用する
・埋入位置や角度を工夫する
ことで対応できるケースもあります。
👉 ただしこれは適応が限られるため、慎重な診断が必要です。
③ 矯正でスペースを「作って」インプラント(最も推奨される方法)
👉歯並びを整えてからインプラントを行う方法です。
・適切な位置にインプラントを入れられる
・見た目・機能ともに安定しやすい
👉 実際にはこの方法が選択されることが多く、長期的にバランスの良い結果が得られます。
■ どの治療になるかはどう決まる?
以下のような要素を総合的に判断します。
・スペースの幅(横方向)
・噛み合わせ(高さ)
・骨の状態
・見た目のバランス
👉 自己判断は難しく、精密な診査・診断が必要です。
■ 当院での考え方
当院では、
👉 インプラント治療を軸にしながら、矯正的なアプローチも含めて診断を行っています。
そのため、
・インプラントが適切に行える状態か
・より良い位置で埋入するために調整が必要か
・矯正を併用した方が長期的に安定するか
を総合的に判断し、
👉 見た目・機能の両面から最適なインプラント治療をご提案いたします。
■ ご相談について
「矯正はできれば避けたい」
「自分の場合はどうなるのか知りたい」
という方も多くいらっしゃいます。
👉 当院ではインプラント治療を軸にしながら、必要に応じて矯正も併用し、お口全体のバランスを踏まえて診断・ご提案を行っています。
👉 詳しい判断には診査・診断が必要ですので“自分の場合はどうなるのか”だけでも構いません、LINE相談またはWEB予約から、お気軽にご相談ください。
LINE相談https://lin.ee/nFrrKRC
24時間WEB予約https://ginza-dental.or.jp/contact/#link01
■ まとめ
👉 スペースがない場合でもインプラント治療は可能であり、矯正を併用することでより良い結果につながるケースが多くあります。
この記事の執筆・監修

飯岡 拓馬
東京銀座デンタルクリニック 歯科医師 / 歯学博士
インプラント治療・矯正治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
国際インプラント協会(IDIA)専門医。
Academy of Osseointegration(AO)Active Member。
👉 歯科医師プロフィールはこちら