OSSTEM JAPAN MEETING 2026 名古屋に金山健夫・飯岡拓馬の2名が登壇しました
2026年10月15日
2026年10月12日、名古屋で開催されたインプラント学術大会
2026年10月12日(月・祝)、名古屋で開催された「OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYA」に、東京銀座デンタルクリニックから院長の金山健夫と、歯科医師の飯岡拓馬が登壇しました。
本大会は、インプラント治療に関する臨床技術や最新の知見について、歯科医師が症例や研究成果を共有する学術イベントです。
当日は多くの歯科医療関係者が参加し、インプラント治療のさまざまな分野について活発な情報交換が行われました。
当院からは、インプラントに関する骨造成術と、矯正治療・インプラント治療を組み合わせた包括的な治療計画という、それぞれ異なるテーマで講演を行いました。

写真:OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYAの会場の様子
金山健夫院長|インプラント骨造成術の目的と治療戦略
金山健夫院長は、「目的から再考するインプラント骨造成術 ― 生活骨をつくるのか、組織ボリュームを保つのか ―」をテーマに講演を行いました。
インプラント治療では、顎の骨が不足している場合に「骨造成」と呼ばれる処置を行うことがあります。
しかし、骨造成の目的は単に骨の量を増やすことだけではありません。
インプラントを安定して支えるための血流のある「生活骨」を形成することと、インプラント周囲の組織の厚みや形態を長期的に維持することでは、求められる材料や術式が異なります。
今回の講演では、こうした骨造成の目的の違いを整理し、それぞれに適した骨補填材や術式の選択について解説しました。
当院でも、骨造成を行うこと自体を目的とせず、患者さん一人ひとりの骨の状態や治療目的に応じた適切な処置を大切にしています。

写真:インプラント骨造成術の目的と治療戦略について講演する金山健夫院長
飯岡拓馬先生|矯正治療とインプラント治療を一体的に考える「OISS」
飯岡拓馬先生は、矯正治療とインプラント治療を組み合わせた治療コンセプト「OISS(Ortho-Implant Synergy System)」について講演しました。
歯を失った部分にインプラントを埋入する際、必ずしもそのままの歯並びや噛み合わせが、インプラント治療に適しているとは限りません。
例えば、長期間歯を失ったままにしていると、隣の歯が傾斜したり、噛み合う歯が伸び出したりすることがあります。
また、歯と歯の間に十分なスペースがあるように見えても、骨の中では歯根同士の距離が近く、インプラントの埋入が難しい場合もあります。
こうした問題に対して、矯正治療によって歯や歯根の位置を整え、インプラント治療に適した環境をつくるという考え方があります。
OISSは、矯正治療とインプラント治療を別々に考えるのではなく、最終的な噛み合わせや歯の形態から逆算し、一体的な治療計画を立てることを重視した治療コンセプトです。
当院では、飯岡先生が矯正治療からインプラント治療まで一貫して担当することで、両方の治療を見据えた計画を立案しています。
今回の講演では、こうした治療コンセプトと実際の臨床症例について紹介しました。

写真:矯正治療とインプラント治療を組み合わせた「OISS」について講演する飯岡拓馬先生
10年間にわたる教育活動への貢献が表彰されました
今回の大会では、金山健夫院長がオステムジャパンのディレクターとして10年間にわたり活動してきた功績に対し、感謝盾が贈呈されました。
金山院長は、日々のインプラント臨床に加え、講演やセミナーを通じて歯科医師への技術・知識の共有にも取り組んでいます。
当院では、こうした教育活動や学術交流を通じて得られた知見を、日々の診療にも活かしていくことを大切にしています。

写真:オステムジャパンのディレクターとして10年間の活動に対し、感謝盾を授与された金山健夫院長
東京銀座デンタルクリニックが大切にしていること
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療を単に「失った歯を補う治療」として捉えるのではなく、患者さん一人ひとりの口腔内の状態や、将来的な噛み合わせ、メンテナンスまでを考慮した治療計画を大切にしています。
金山院長が専門とするインプラント補綴と、飯岡先生が取り組む矯正・インプラントの包括的な治療。
それぞれの専門的な知識と臨床経験を活かし、患者さんの状態に応じた治療方法をご提案しています。
今後も学術活動や日々の臨床を通じて研鑽を重ね、より良いインプラント治療の提供に努めてまいります。
インプラント治療をご検討中の方や、歯並び・噛み合わせの問題によってインプラント治療が難しいとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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インプラント相談では、最初からCT撮影が必要? ― パノラマX線とCT、それぞれの役割 ―
2026年9月26日
インプラント相談に来院された患者さんから、
「CTを撮らなくてもインプラントができるか分かるのですか?」
「最初からCTで詳しく調べた方がいいのでは?」
とご質問をいただくことがあります。
CTは、インプラント治療において非常に重要な検査です。
一方で、初診相談の段階から、すべての患者さんにCT撮影が必要とは限りません。
東京銀座デンタルクリニックでは、まず口腔内の診査やパノラマX線画像、口腔内スキャンなどからお口全体の状態を確認し、必要に応じてCT撮影へ進みます。
今回は、パノラマX線とCTで「何が分かるのか」、実際の症例画像を使ってご紹介します。
初診では、まずお口全体を確認します

パノラマX線は、上下の歯やあごの骨などを一枚の画像で広く確認できる検査です。
インプラント相談では、歯を失っている場所だけを見るのではありません。
残っている歯や歯の根、歯周組織、あごの骨の状態、上顎洞や下顎管のおおよその位置など、お口全体の状態を把握することが重要です。
そのため初診相談では、パノラマX線画像や口腔内の診査などから、まず「どのような治療が考えられるのか」という大きな方向性を検討します。
ただし、パノラマX線は二次元の画像です。
インプラントを実際にどの位置・深さ・角度で埋入するのかを計画するためには、パノラマだけでは分からない情報があります。
CTでは、あごの骨を三次元的に確認できます

こちらは、同じ患者さんの術前・術後のCTデータを立体的に表示した画像です。
CTでは、パノラマX線とは異なり、あごの骨や欠損部を三次元的に観察することができます。
特にインプラント治療では、骨の形態や厚み、周囲の解剖学的構造との位置関係など、二次元の画像だけでは把握しにくい情報を確認できることがCTの大きな役割です。
このように、パノラマとCTは「どちらが優れている」というものではなく、確認する目的が異なる検査です。
手術前にはCTで詳しく確認し、埋入位置を検討します

こちらも同じ患者さんのCT画像です。
この症例では、埋入を予定している位置に目印を入れてCTを撮影しています。
CTの断面画像を確認することで、骨の高さだけでなく、骨の厚みや形態、下顎管などとの位置関係を詳しく確認できます。
これらの情報をもとに、使用するインプラントや埋入位置・深さ・角度などを検討していきます。
右側はインプラント埋入後のCT画像です。術後には、埋入されたインプラントの位置や周囲組織との位置関係などを確認することができます。
「最初からCTを撮らない=詳しく診ていない」ではありません
CTは非常に多くの情報を得られる検査ですが、情報量の多い検査を最初から行えばよい、というわけではありません。
初診相談では、まずお口全体を診査し、パノラマX線画像などから治療の大きな方向性を検討します。
そしてインプラント治療を具体的に進める段階では、CTによる三次元的な評価を行い、より詳細な治療計画を立てていきます。
もちろん、骨の状態が厳しいと考えられる場合や、重要な解剖学的構造との位置関係などを初診時から詳しく確認する必要がある場合には、早い段階でCT撮影を行うこともあります。
大切なのは「CTを撮るか、撮らないか」ではなく、治療の段階や症例に応じて必要な検査を適切に選択することです。
東京銀座デンタルクリニックでは、初診時の診査から実際のインプラント手術まで、それぞれの段階で必要な情報を確認しながら治療計画を立てています。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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インプラントの歯はどう固定する?―当院がほぼすべて「スクリュー固定」を選ぶ理由―
2026年9月9日
インプラント治療というと、「顎の骨にインプラントを埋める手術」をイメージされる方が多いと思います。
しかし、その上に装着する人工歯(上部構造)をどのように固定するかも、長期的な管理を考えるうえで重要です。
固定方法には、大きく分けて
・スクリュー(ネジ)で固定する方法
・セメントで固定する方法
の2種類があります。
当院では基本的にスクリュー固定(スクリューリテイン)を採用しています。
実際に2025年に当院で埋入したインプラント677本のうち、セメント固定となったのはわずか3本でした。
では、なぜほぼすべての症例でスクリュー固定を選択しているのでしょうか。
スクリュー固定とセメント固定の違い

*スクリュー固定はネジで、セメント固定はアバットメントに上部構造を接着して固定します。
スクリュー固定の大きな特徴は、必要なときに上部構造を取り外せることです。
修理や再製だけでなく、長期的なメンテナンスを考えるうえでも大きなメリットがあります。また、セメントを使用しないため、インプラント周囲への余剰セメントの残留を避けることができます。
一方、セメント固定にもアクセスホールがないなどの特徴があり、症例によっては有効な方法です。
どちらが絶対的に優れているということではなく、症例に応じた選択が重要です。
なぜ「取り外せること」が重要なのか?
特に複数本のインプラントを連結した大型の上部構造では、セルフケアをしっかり行っていても、清掃器具が届きにくい部分があります。
*以下、実際の治療・症例写真が含まれます(閲覧注意)

*大型インプラント上部構造の粘膜面。セルフケアを行っていても、清掃器具が届きにくい部分には汚れが蓄積することがあります。
写真は、上部構造を装着したときと約6か月後の状態です。
口腔内環境などによっては、普段は見えない粘膜側にこれだけ汚れが蓄積することがあります。
当院では必要に応じて大型の上部構造を取り外し、通常では清掃しにくい部分まで直接確認・清掃してから再装着しています。
「取り外せること」は、インプラントを長く管理するための重要な機能でもあります。
大型補綴では「中間アバットメント」を使用
複数本のインプラントを使用した大型補綴では、症例に応じてマルチアバットメント(中間アバットメント)を使用しています。

*大型上部構造を取り外した状態。中間アバットメントを残し、上部構造の着脱やメンテナンスを行えるよう設計しています。
写真で金色に見えている部分が中間アバットメントです。
これを介することで、大型上部構造の取り外し・再装着を行いやすくなります。
また、その後の補綴操作をアバットメントレベルで行うことで、インプラント周囲組織への介入をできるだけ少なくするという考え方にもつながります。
では、なぜ3本だけセメント固定だったのか?
2025年にセメント固定となった3本は、すべて永久歯の先天性欠損を伴う症例でした。
欠損部のスペースや骨幅に制約があったため、細径の1ピースインプラントを選択し、その構造上セメント固定となっています。
つまり当院では、「スクリュー固定が良く、セメント固定が悪い」と考えているわけではありません。
基本的には長期管理を考えてスクリュー固定を選択しながら、患者さんの骨やスペース、使用するインプラントの構造によって適切な方法を選択しています。
先天性欠損歯の治療について詳しくはこちら→ https://ginza-dental.or.jp/congenital/
インプラントは「入れたら終わり」ではありません
インプラント治療では、正確にインプラントを埋入することはもちろん重要です。
しかし、それと同じくらい大切なのが、「そのインプラントを将来どう管理していくか」という視点です。
最終的な歯の形や噛み合わせ、固定方法、そして長期的なメンテナンスまで考えて、治療開始時から逆算して設計する。
当院では、インプラントを「埋入すること」だけをゴールとせず、最終的な上部構造とその後の長期管理まで考えた治療を大切にしています。
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金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
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国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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インプラントは「骨がある場所」に入れればいい?埋入位置が最終的な歯の形を左右します
2026年8月28日
インプラント治療では、インプラントを支えるために十分な骨があることはもちろん重要です。
しかし、「骨がある場所=インプラントを入れるべき場所」とは限りません。
インプラントをどこに埋入するかによって、その上に作る歯の形や噛み合わせ、清掃性、将来的なメンテナンスのしやすさまで変わってきます。
最終的な歯の位置から逆算して考える
インプラント治療では、まず「骨のどこにインプラントが入るか」だけを考えるのではなく、最終的にどこに、どのような歯を作りたいのかを考えることが大切です。
下の画像は、最終的な歯の位置から逆算して埋入した場合と、骨のある口蓋側(内側)に寄せて埋入した場合を比較したものです。

上から見ると、左ではインプラントが最終的な歯の中心付近に位置しているのに対し、右では口蓋側(内側)に位置していることが分かります。
インプラントが口蓋側に寄りすぎると、最終的な歯を本来必要な位置まで頬側(外側)へ張り出して作らなければならないことがあります。
横から見ると、歯の形にも違いが出ます
同じ状態を横から見てみます。

左は最終的な歯の位置を考えてインプラントを埋入しているため、無理の少ない自然な形態で補綴物を作ることができます。
一方、右はインプラントが口蓋側に寄っているため、最終的な歯が頬側へ大きく張り出した、カンチレバー状(片持ち)の形態になっています。
このような形態は、噛み合わせだけでなく、清掃性やその後のメンテナンスにも影響する可能性があります。
「入る場所」ではなく「入れるべき場所」を考える
骨の状態によっては、骨が十分にある場所へインプラントを入れた方が治療しやすいように見えることがあります。
しかし大切なのは、インプラントを骨の中に入れること自体ではなく、その上にどのような歯を作るのかまで考えて治療を設計することです。
そのため当院では、最終的な歯の位置や噛み合わせ、清掃性などを考慮しながら、インプラントの埋入位置を検討しています。
症例によって適切な埋入位置は異なります。骨の量や形態だけで判断するのではなく、最終的な歯から逆算して診断・設計することが、インプラント治療では重要です。
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金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
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インプラントは「入れて終わり」ではありません|長く使うために大切なメインテナンス
2026年8月19日
「インプラントは何年くらいもちますか?」
インプラント治療をご検討されている患者様から、よくいただくご質問のひとつです。
インプラントは、適切な治療とその後のメインテナンスを行うことで、長期にわたって使用することが期待できる治療です。
しかし、大切なのは、「インプラントを入れたら治療は終わり」ではないということです。
私たちは、インプラントは「入れる治療」だけではなく、「長く守っていくところまで含めた治療」だと考えています。
今回は、インプラントを長く安定して使っていただくために、治療後のメインテナンスでどのようなことを確認しているのかをご紹介します。
インプラントにも「歯周病のような病気」があります
インプラントそのものは、天然歯のようにむし歯になることはありません。
しかし、インプラントの周囲にプラークが蓄積すると、周囲の組織に炎症が起こることがあります。
代表的なものが、「インプラント粘膜炎」と「インプラント周囲炎」です。
インプラント粘膜炎は、インプラント周囲の粘膜に炎症が起きているものの、インプラントを支える骨の喪失までは認められない状態です。
一方、炎症がさらに進行してインプラント周囲炎になると、出血や排膿、ポケットの深化に加えて、インプラントを支えている骨の喪失が認められるようになります。

*「インプラント周囲炎・インプラント粘膜炎・健康なインプラント周囲組織」の比較画像
インプラント周囲の炎症は、早期に発見し適切に対応することが重要です。
画像を見ると分かるように、問題が大きくなってから対応するのではなく、小さな変化を早い段階で見つけることが非常に重要です。そのために欠かせないのが、治療後の定期的なメインテナンスです。
インプラントのメインテナンスは「クリーニング」だけではありません
メインテナンス=歯をきれいにすること」というイメージをお持ちの方も多いと思います。
もちろん、プラークを取り除き、清潔な状態を保つことは非常に重要です。
しかし、インプラントのメインテナンスでは、クリーニングだけを行っているわけではありません。
インプラントを長期的に安定させるために、
・歯肉からの出血(BOP)
・ポケットの深さの変化(PPD)
・排膿の有無
・プラークコントロール
・X線写真による骨レベル
・噛み合わせやスクリューの緩み
・上部構造の形態
などを継続的に確認していきます。

インプラントのメインテナンスでは、周囲組織だけでなく、骨・噛み合わせ・上部構造まで確認します。
特に重要なのは、一回の検査結果だけで判断しないことです。
例えば、インプラント周囲のポケットは「何mmだから悪い」と数字だけで判断するものではありません。
治療後の状態を記録しておき、
「以前と比較して深くなっていないか」
「出血するようになっていないか」
「骨の状態に変化がないか」
といった経時的な変化を確認することが重要です。
X線写真についても同様です。
治療後の状態を基準として保存し、その後のX線写真と比較することで、見た目だけでは分からない骨の変化を確認していきます。
実は「インプラント上部構造の形態」もメインテナンスに関係します
インプラントを長く安定して使用するためには、患者様によるセルフケアや定期的なメインテナンスだけでなく、治療する側の設計も重要です。
天然歯とインプラントでは、歯ぐきの中の構造が大きく異なります。
天然歯には歯根がありますが、インプラントでは骨の中に埋入されたインプラント体の上に上部構造(人工の歯)を装着します。
そのため、インプラントの上部構造は天然歯と比較して、歯ぐき付近のふくらみが大きい「オーバーカントゥア」になりやすいという特徴があります。

インプラントは構造上、天然歯とまったく同じ形にすることはできません。
適切な位置にインプラントを埋入し、上部構造を丁寧に設計した場合でも、天然歯と比較すると歯ぐき付近にある程度のふくらみが生じることがあります。つまり、どれだけ適切に治療を行っても、構造上ある程度のオーバーカントゥア(ふくらみ)は避けられない場合があります。
大切なのは、そのふくらみを単純になくすことではありません。
見た目や機能性を確保しながら、歯ブラシやフロスなどが届きやすく、患者様ご自身でもできるだけ清掃しやすい形態に設計することが重要です。
そして、そのような上部構造を作るためには、上に装着する歯だけを考えるのではなく、インプラントをどの位置・角度に埋入するかという治療計画の段階から考える必要があります。
インプラントの埋入位置、上部構造の形態、周囲の骨や歯肉、噛み合わせ、そして治療後のメインテナンス。これらは、それぞれ別々のものではありません。
治療開始時から、その後のメインテナンスまでを見据えて設計することが、インプラントの長期安定につながります。
インプラントを長く使っていただくために
インプラント治療は、インプラントを正確に埋入するだけで終わりではありません。
清掃性や噛み合わせを考えた上部構造を設計し、治療後も定期的に状態を確認していくこと。
「入れること」から「長く守ること」までを一つの治療として考えることが、インプラントの長期安定につながります。
東京銀座デンタルクリニックでは、治療後のメインテナンスにも力を入れています。
先日開催されたOSSTEM JAPAN DH1Dayセミナーでも、当院の歯科衛生士がインプラントの長期安定を支えるメインテナンスについて講演を行いました。
インプラントの長期安定を支える歯科衛生士の役割 ― OSSTEM JAPAN DH1Dayセミナー講師を担当しました ―
インプラント治療をご検討中の方はもちろん、すでにインプラントが入っており、現在の状態やメインテナンスについて気になる方もお気軽にご相談ください。
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矯正治療が終わったのにインプラントができない?―歯根の位置まで考えた矯正治療
2026年8月13日
インプラント治療では、歯が抜けている部分に十分なスペースがあれば治療できると思われる方も多いかもしれません。
しかし実際には、お口の中から見える「歯と歯の隙間」だけでは、インプラントを埋入できるかどうか判断できないことがあります。
今回は、他院で矯正治療を終えた後、インプラント治療について当院へご相談いただいたケースをご紹介します。
歯の隙間はあるのに、インプラントを入れられない?
こちらのケースでは、矯正治療によって欠損部分に歯が入るスペースは確保されていました。
一見すると、インプラント治療を行うためのスペースも十分にあるように見えます。
しかし、歯の表面だけでなくCBCT画像を用いた三次元診断により、歯根の軸傾斜や骨幅まで精緻に評価すると状況は異なっていました。

*口腔内スキャンとX線画像を重ねて確認すると、歯冠部にはスペースがある一方、骨の中では隣接する歯根との距離が十分ではないことが分かります。
インプラントでは「歯根のスペース」も重要です
インプラントは骨の中に埋入する治療です。
そのため、最終的な歯が入るスペースだけではなく、インプラントを適切な位置・方向に埋入するための骨のスペースや、隣接する歯根との位置関係まで確認する必要があります。
今回のケースでは、見た目上のスペースは確保されていましたが、インプラント治療を行うという観点では歯根間のスペースが十分ではありませんでした。
そこで当院では、すぐにインプラントを埋入するのではなく、再度矯正治療を行い、歯根の位置を整えてからインプラント治療へ進む計画としました。
矯正治療には「最終的なゴールから逆算した設計」が大切
矯正治療には、歯並びや噛み合わせの改善など、それぞれ異なる治療目的があります。
そのため、今回のケースだけをもって以前の矯正治療の良し悪しを判断することはできません。
一方で、矯正治療後にインプラントを予定している場合は、最終的なインプラントの位置まで考えた矯正治療計画が重要になります。
単に「歯と歯の間に隙間を作る」のではなく、
どこにインプラントを埋入し、どの位置に最終的な歯を作るのか。
そこから逆算して、歯冠だけでなく歯根の位置まで整えていく必要があります。
当院では矯正とインプラントを一つの治療として考えます
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療と矯正治療をそれぞれ独立した治療として考えるのではなく、最終的な歯の位置・噛み合わせ・インプラントの埋入位置まで含めて治療計画を立案しています。
今回のケースも、矯正治療を担当する飯岡拓馬医師が歯根の位置を再評価し、インプラント治療を見据えた再矯正を行う予定です。
「矯正治療は終わったけれどインプラントができないと言われた」
「インプラントを入れるためのスペースが足りないと言われた」
「矯正とインプラント、どちらから治療すればいいのか分からない」
このような場合でも、矯正とインプラントの両方から治療計画を検討することで、選択肢が広がる可能性があります。
まずは現在のお口の状態を正確に確認することが大切です。
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この記事の執筆・監修

飯岡 拓馬
歯科医師・歯学博士
OISS(Ortho Implant Synergy System)提唱者。インプラント・矯正治療を専門とし、
先天性欠損やインプラント矯正など、包括的な治療を得意とする。
・Osstem インプラント矯正治療ディレクター
・国際インプラント協会(IDIA)指導医
・日本口腔インプラント学会
・Quintessence Yearbook 掲載
・保田矯正塾 講師
👉 歯科医師プロフィールはこちら
インプラントの長期安定を支える歯科衛生士の役割 ― OSSTEM JAPAN DH1Dayセミナー講師を担当しました ―
2026年8月6日
2026年8月2日、OSSTEM JAPAN東京本社にて開催された「インプラントを守るチーム医療 東京DH 1Dayセミナー 〜長期安定を支える歯科衛生士の役割〜」において、当院歯科衛生士の高橋美奈が講師を務めました。
本セミナーには、インプラント治療に深く携わる全国の歯科衛生士・歯科医師の先生方にご参加いただき、インプラント治療を長期的に安定させるために不可欠な臨床知識と実践力について、一日を通して講義および技術指導を行いました。
セミナーの開催

今回のセミナーでは、「インプラント治療を長期にわたり安定させるために、歯科衛生士にはどのような役割が求められるのか」をテーマに、実践的な講義と実習を交えて進行いたしました。
インプラント治療は、単にインプラント体を埋入する外科手術だけで完結するものではありません。患者様への丁寧な説明や術前準備、手術中の精密なアシスタントワーク、そして術後の構造的な維持・管理(メインテナンス)に至るまで、歯科衛生士が果たす役割は極めて重要です。歯科医師と歯科衛生士が共通の臨床コンセプトを持ち、高度なチームとして治療に取り組むことこそが、長期的な予後と安定につながります。
多くの先生方にご参加いただきました

当日は、意欲の高い多くの歯科衛生士・歯科医師の先生方にご参加いただき、会場は終日熱気に包まれました。 参加者の皆様には、単なる基礎知識の伝授にとどまらず、日々の臨床で直面する疑問や課題を共有しながら、明日の診療から直ちに還元できる高度な臨床知見をお伝えしました。
実践を重視したハンズオンセミナー

座学講義だけでなく、精密な模型を使用した実践的なハンズオン実習も実施いたしました。 実際の臨床現場を徹底的に想定し、以下のような高度なトピックについて指導を行いました。
・外科オペアシスタントにおける精密な動線とポイント
・術者の手元を止めないスムーズな器具の受け渡し
・インプラント周囲組織(粘膜・骨組織)への愛護的な配慮
・構造的・長期安定を見据えたメインテナンス設計
知識の獲得にとどまらず、「実際の臨床現場で正確に実践できる技術」の修得を意識したカリキュラムを展開しました。
少人数だからこそできる個別指導

実習中は参加者お一人おひとりと深くコミュニケーションを取り、それぞれの臨床経験や悩みに合わせた個別アドバイスを実施いたしました。 臨床環境や医院の体制はそれぞれ異なります。そのため、画一的な指導ではなく、参加された先生方が自院へ持ち帰り、即座に臨床へ落とし込める実践的な情報共有と技術指導を徹底いたしました。
高度な技術とチーム医療を日々の診療へ

今回のセミナーでは、当院院長の金山健夫も登壇し、「インプラントを長期安定させるためには、歯科医師だけでなく医院全体が同一の臨床ビジョンを共有して治療に当たることが極めて重要である」という臨床哲学を参加者の皆様へ提示いたしました。
当院では、医療従事者を指導・育成する立場として常に最新の学術知識と先端技術の研鑽を重ねています。他院のプロフェッショナルを指導する水準のチーム医療体制をそのまま日々の診療へ還元し、患者様へより安全で質の高いインプラント治療を提供してまいります。
患者様へ
インプラント治療を長く快適に維持するためには、高度な手術技術はもちろんのこと、その後の緻密なメインテナンスと医院全体のチーム医療体制が欠かせません。 東京銀座デンタルクリニックでは、他院の歯科医師・歯科衛生士を指導するレベルの専門知識と技術を持った医療チームが、患者様お一人おひとりに最適なインプラント治療と長期アフターケアを提供しております。 他院での治療後のメインテナンスにご不安がある方や、インプラント治療をご検討中の方は、ぜひ当院の高度なチーム医療をご体感ください。
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骨が硬い=安心ではない?実は難しいインプラント治療
2026年7月30日
Q.「骨が硬い」と言われました。インプラントには有利ですか?
A. 必ずしもそうではありません。実は、骨が硬すぎる場合もインプラント治療が難しくなることがあります。
インプラント治療というと、「骨が少ない」「骨が薄い」と治療が難しくなるイメージをお持ちの方が多いと思います。
では逆に、骨が硬くしっかりしていればインプラントにとって良い状態なのでしょうか?
実は、「骨が硬い=インプラントが成功しやすい」とは限りません。
骨が硬すぎると、なぜインプラントが難しい?
インプラントは、硬い骨にネジのようにしっかり固定できれば治療が成功する、というものではありません。
インプラントを埋入すると、その周囲に血液が入り、そこから治癒反応が始まります。
一方、非常に硬く緻密な骨では毛細血管が少なく、血流が乏しいことがあり、手術をしても出血が少ない場合があります。
つまり、「硬くてしっかりした骨」と「治りやすい骨」は、必ずしも同じではないのです。

血液が新しい骨をつくるスタートになります
インプラントを埋入した後、周囲に入り込んだ血液は血餅となり、そこへ細胞や血管が入り込んでいきます。
その後、徐々に新しい骨が形成され、インプラント表面と骨が結合していきます。
この現象を「オッセオインテグレーション」といいます。
つまりインプラント治療では、最初にしっかり固定されることだけでなく、その後に新しい骨が形成される環境が整っていることも非常に重要なのです。

硬い骨では「熱」にも注意が必要です
硬い骨へのインプラント治療でもう一つ注意しなければならないのが、骨を削る際に発生する「熱」です。
非常に硬い骨はドリルで削りにくいため、切削時に熱が発生しやすくなります。
このような骨の温度上昇を「ボーンヒーティング」と呼びます。
骨に過度な熱が加わると、周囲の骨組織がダメージを受け、場合によっては骨細胞が壊死してしまいます。
そうなれば、せっかくインプラントを埋入しても、正常なオッセオインテグレーションが妨げられる可能性があります。
そのため硬い骨へのインプラント治療では、十分な注水を行いながら、骨質に合わせて適切にドリリングすることが非常に重要になります。
なぜ骨が硬くなることがあるのでしょうか?
骨が硬くなる原因はさまざまですが、長期間炎症が続いている歯の周囲では、慢性的な刺激によって骨が硬く変化していることがあります。
「痛くないから大丈夫」「まだ噛めるから、もう少しこのままで」と状態の悪い歯を長期間放置していると、歯だけではなく、その周囲の骨にも変化が起こることがあります。
もちろん、残せる歯を安易に抜く必要はありません。
しかし、すでに保存することが難しい歯を長期間放置することが、結果として将来のインプラント治療を難しくしてしまう場合もあります。
「抜くべき?残すべき?」と迷ったら、早めにご相談ください
大切なのは、悪くなった歯をすぐに抜くことではありません。
「残せる歯なのか」「保存が難しい歯なのか」を早い段階で適切に診断することです。
残せる歯であれば、できるだけ早く治療して残す。
一方で保存が難しい歯については、その歯だけを見るのではなく、将来どのような治療を行う可能性があるのかまで考えて、適切なタイミングで抜歯することも重要です。
そしてインプラント治療では、
「骨があるか」だけでなく、「どのような骨なのか」まで診断する必要があります。
骨の量や形だけでなく、歯科用CTを用いた3次元的な骨密度(骨質)の解析を行い、周囲組織の状態まで総合的に評価した上で、お一人おひとりに適した治療方法を検討します。
「この歯はまだ残せるのだろうか?」
「抜歯してインプラントにした方がいいのだろうか?」
「骨の状態が悪く、インプラントが難しいと言われた」
このようなお悩みがある方は、状態がさらに悪化してしまう前に一度ご相談ください。
今すぐインプラントにするかどうかではなく、まず現在の歯と骨の状態を正確に診断し、将来を見据えてどのような治療方法が適しているのかを一緒に考えていきます。
インプラント治療や抜歯についてお悩みの方は、LINEまたはWEB予約よりお気軽にご相談ください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
「仮歯」はすべて同じではありません。インプラント治療で大切な2種類の仮歯
2026年7月22日
インプラント治療で「仮歯」と聞くと、多くの方は「最終的な歯が入るまで一時的に使用する歯」というイメージをお持ちではないでしょうか。
しかし実際には、インプラント治療で使用する仮歯には、それぞれ異なる役割があります。
東京銀座デンタルクリニックでは、治療の段階に応じて仮歯を使い分け、一つひとつの工程を大切にしています。
今回は、当院が補綴治療において重要と考えている2種類の仮歯についてご紹介します。
TECは、治療期間中の日常生活を支える仮歯です
まず使用するのが「TEC(テンポラリークラウン)」です。

TECは、抜歯後からインプラントを埋入するまでの期間や、その後の治療期間中に装着します。
歯がない状態では見た目だけでなく、会話にも影響が出てしまいます。
そのためTECには、
・見た目を保つ
・会話がしやすい状態を維持する
・治療期間中の心理的な負担を軽減する
という役割があります。
つまり、抜歯後からインプラント治療が次のステップへ進むまでの期間を支える仮歯です。
インテリムレストレーションは、最終補綴を完成させるための仮歯です
インプラントが安定し、次の治療段階へ進むと、当院では「インテリムレストレーション(プロビジョナル)」を製作します。
こちらも「仮歯」と呼ばれますが、その目的はTECとは大きく異なります。
私たちは、インテリムレストレーションを「ディフィニティブレストレーション(ファイナル)を完成させるためのリハビリテーション器具」と考えています。
実際に患者さまに使用していただきながら、
・噛み合わせ
・発音
・清掃性
・見た目
・歯ぐきとの調和
などを細かく確認し、必要に応じて微調整を繰り返します。
この工程を経ることで、その患者さまにとって最も自然で快適な形態へと仕上げていきます。
なぜレジン(歯科用樹脂)を使用するのでしょうか?
インテリムレストレーションには、レジン(歯科用樹脂)を使用しています。
「最終的にはセラミックが入るのに、なぜレジンなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その理由は、口腔内で細かな調整が容易に行える素材だからです。
実際に生活していただきながら、
・少しだけ噛み合わせを調整する
・清掃しやすい形態へ修正する
・歯ぐきとの調和を整える
・より自然な見た目へ近づける
といった細かな修正を繰り返すことができます。
また、見た目も天然歯に近い状態で製作するため、日常生活で大きな違和感なく過ごしていただけます。
ディフィニティブレストレーションはゼロから作るものではありません

左がインテリムレストレーション(プロビジョナル)、右がディフィニティブレストレーション(ファイナル)です。
一見すると、大きな違いは分からないかもしれません。
実は、それこそが私たちの目指している補綴治療です。
インテリムレストレーションの段階で、患者さまが快適に使用できる形態を十分に検証します。
その後、口腔内スキャナーによるデジタルデータとして、その完成した形態を精密に記録します。
従来の型取りでは難しかった形態も、デジタルデータとして忠実に保存できます。
そして、そのデータをもとにディフィニティブレストレーション(ファイナル)を製作することで、インテリムレストレーションで完成した形態をできるだけ忠実に再現します。
つまり、ディフィニティブレストレーションを口腔内で初めて完成させるのではなく、患者さまがすでに快適に使用していた形態をデジタル技術によって引き継ぐという考え方です。
東京銀座デンタルクリニックのインプラント治療
インプラント治療のゴールは、「インプラントを埋入すること」ではありません。
患者さまが長く快適に噛み、自然に話し、笑顔で過ごせることです。
そのために私たちは、目の前の一本の歯だけではなく、その先の何年、何十年という時間まで見据えて補綴治療を行っています。
インプラントをご検討中の方は、「どのインプラントを使用するか」だけではなく、どのような考え方で最終補綴まで治療を行っているのかにも、ぜひ注目してみてください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
当院の金山健夫・飯岡拓馬が「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」に登壇します
2026年7月16日
このたび、東京銀座デンタルクリニックより、院長の金山健夫と飯岡拓馬の2名が、「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」の講演者に選出されました。
全国から選ばれた講演者6名のうち、当院から2名が登壇することとなり、大変光栄に思っております。
「OSSTEM JAPAN MEETING」は、インプラント治療に携わる歯科医師が集まり、日々の臨床で得られた知見や治療技術を共有する学術イベントです。
今回の登壇を通じて、当院が日頃から大切にしている治療の考え方や臨床での取り組みを、全国の歯科医師に向けて発信してまいります。

日々の臨床で得た知見を、学術活動へ
当院では、毎日の診療を丁寧に行うことはもちろん、そこで得られた経験や治療結果を、講演や論文、勉強会などを通じて発信することも重要だと考えています。
インプラント治療は、単にインプラントを埋入するだけで完結するものではありません。
患者様ごとの骨や歯肉の状態、かみ合わせ、清掃性、将来的なメンテナンスまで考慮し、長期的な視点で治療計画を立てる必要があります。
そのため当院では、
・精密な診査・診断
・エビデンスに基づいた治療計画
・デジタル技術を活用した治療
・長期的な予後を見据えた設計
・学会、論文、講演を通じた継続的な知識の更新
を大切にしています。
全国の歯科医師と継続的に研鑽しています
当院では、院長・金山を中心に、全国で診療にあたる歯科医師とともに、オンラインでの勉強会を定期的に開催しています。
この勉強会には、日々の臨床に加え、各種セミナーでの講演や、ディレクター、アドバイザーとして教育活動に携わる歯科医師が参加しています。単に知識や技術を共有するだけでなく、治療方針の立て方や症例の考え方、患者様への説明方法などについても意見交換を行っています。
今回の「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」には、この勉強会の構成メンバーでもある青木尚史先生も登壇されます。
日頃からともに研鑽を重ねている先生方と同じ舞台で講演できることを、大変うれしく思っております。
▶ 院長・金山が中心となって開催している勉強会についてはこちら
院長・金山が中心となって行っている勉強会について
学んだ知識を患者様の治療へ還元するために
講演会や勉強会への参加は、実績を示すことだけが目的ではありません。
自院の取り組みを発信することで、他の歯科医師から意見をいただき、治療の考え方を改めて検証する機会にもなります。
また、全国で活躍する先生方との情報交換を通じて得られた新しい知見を、日々の診療に取り入れていくことも大切です。
こうした活動を積み重ねることで、患者様にとって、より安心でき、長期的に安定した治療をご提供できると考えています。
今後もより良い歯科医療を目指して
今回の登壇を一つの励みとして、今後も日々の臨床と学術活動の両立を続けてまいります。
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療や矯正治療を検討されている患者様に対し、お口全体の状態を丁寧に確認したうえで、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。
インプラント治療や矯正治療についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
開催概要
OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026
会場:ミッドランドホール
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5階
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▶ 金山健夫の論文・学術活動について
日本顎咬合学会学術大会にて金山健夫院長が講演を行いました
院長の論文が国際学術誌「Journal of Prosthodontics」に掲載決定 ― インプラントブリッジ治療の新しいデジタルワークフロー
▶ 飯岡拓馬の矯正・インプラント治療に関する活動について
インプラント専門書に当院症例が掲載されました|OISSに基づく矯正×インプラント治療