「仮歯」はすべて同じではありません。インプラント治療で大切な2種類の仮歯
2026年7月22日
インプラント治療で「仮歯」と聞くと、多くの方は「最終的な歯が入るまで一時的に使用する歯」というイメージをお持ちではないでしょうか。
しかし実際には、インプラント治療で使用する仮歯には、それぞれ異なる役割があります。
東京銀座デンタルクリニックでは、治療の段階に応じて仮歯を使い分け、一つひとつの工程を大切にしています。
今回は、当院が補綴治療において重要と考えている2種類の仮歯についてご紹介します。
TECは、治療期間中の日常生活を支える仮歯です
まず使用するのが「TEC(テンポラリークラウン)」です。

TECは、抜歯後からインプラントを埋入するまでの期間や、その後の治療期間中に装着します。
歯がない状態では見た目だけでなく、会話にも影響が出てしまいます。
そのためTECには、
・見た目を保つ
・会話がしやすい状態を維持する
・治療期間中の心理的な負担を軽減する
という役割があります。
つまり、抜歯後からインプラント治療が次のステップへ進むまでの期間を支える仮歯です。
インテリムレストレーションは、最終補綴を完成させるための仮歯です
インプラントが安定し、次の治療段階へ進むと、当院では「インテリムレストレーション(プロビジョナル)」を製作します。
こちらも「仮歯」と呼ばれますが、その目的はTECとは大きく異なります。
私たちは、インテリムレストレーションを「ディフィニティブレストレーション(ファイナル)を完成させるためのリハビリテーション器具」と考えています。
実際に患者さまに使用していただきながら、
・噛み合わせ
・発音
・清掃性
・見た目
・歯ぐきとの調和
などを細かく確認し、必要に応じて微調整を繰り返します。
この工程を経ることで、その患者さまにとって最も自然で快適な形態へと仕上げていきます。
なぜレジン(歯科用樹脂)を使用するのでしょうか?
インテリムレストレーションには、レジン(歯科用樹脂)を使用しています。
「最終的にはセラミックが入るのに、なぜレジンなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
その理由は、口腔内で細かな調整が容易に行える素材だからです。
実際に生活していただきながら、
・少しだけ噛み合わせを調整する
・清掃しやすい形態へ修正する
・歯ぐきとの調和を整える
・より自然な見た目へ近づける
といった細かな修正を繰り返すことができます。
また、見た目も天然歯に近い状態で製作するため、日常生活で大きな違和感なく過ごしていただけます。
ディフィニティブレストレーションはゼロから作るものではありません

左がインテリムレストレーション(プロビジョナル)、右がディフィニティブレストレーション(ファイナル)です。
一見すると、大きな違いは分からないかもしれません。
実は、それこそが私たちの目指している補綴治療です。
インテリムレストレーションの段階で、患者さまが快適に使用できる形態を十分に検証します。
その後、口腔内スキャナーによるデジタルデータとして、その完成した形態を精密に記録します。
従来の型取りでは難しかった形態も、デジタルデータとして忠実に保存できます。
そして、そのデータをもとにディフィニティブレストレーション(ファイナル)を製作することで、インテリムレストレーションで完成した形態をできるだけ忠実に再現します。
つまり、ディフィニティブレストレーションを口腔内で初めて完成させるのではなく、患者さまがすでに快適に使用していた形態をデジタル技術によって引き継ぐという考え方です。
東京銀座デンタルクリニックのインプラント治療
インプラント治療のゴールは、「インプラントを埋入すること」ではありません。
患者さまが長く快適に噛み、自然に話し、笑顔で過ごせることです。
そのために私たちは、目の前の一本の歯だけではなく、その先の何年、何十年という時間まで見据えて補綴治療を行っています。
インプラントをご検討中の方は、「どのインプラントを使用するか」だけではなく、どのような考え方で最終補綴まで治療を行っているのかにも、ぜひ注目してみてください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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当院の金山健夫・飯岡拓馬が「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」に登壇します
2026年7月16日
このたび、東京銀座デンタルクリニックより、院長の金山健夫と飯岡拓馬の2名が、「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」の講演者に選出されました。
全国から選ばれた講演者6名のうち、当院から2名が登壇することとなり、大変光栄に思っております。
「OSSTEM JAPAN MEETING」は、インプラント治療に携わる歯科医師が集まり、日々の臨床で得られた知見や治療技術を共有する学術イベントです。
今回の登壇を通じて、当院が日頃から大切にしている治療の考え方や臨床での取り組みを、全国の歯科医師に向けて発信してまいります。

日々の臨床で得た知見を、学術活動へ
当院では、毎日の診療を丁寧に行うことはもちろん、そこで得られた経験や治療結果を、講演や論文、勉強会などを通じて発信することも重要だと考えています。
インプラント治療は、単にインプラントを埋入するだけで完結するものではありません。
患者様ごとの骨や歯肉の状態、かみ合わせ、清掃性、将来的なメンテナンスまで考慮し、長期的な視点で治療計画を立てる必要があります。
そのため当院では、
・精密な診査・診断
・エビデンスに基づいた治療計画
・デジタル技術を活用した治療
・長期的な予後を見据えた設計
・学会、論文、講演を通じた継続的な知識の更新
を大切にしています。
全国の歯科医師と継続的に研鑽しています
当院では、院長・金山を中心に、全国で診療にあたる歯科医師とともに、オンラインでの勉強会を定期的に開催しています。
この勉強会には、日々の臨床に加え、各種セミナーでの講演や、ディレクター、アドバイザーとして教育活動に携わる歯科医師が参加しています。単に知識や技術を共有するだけでなく、治療方針の立て方や症例の考え方、患者様への説明方法などについても意見交換を行っています。
今回の「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」には、この勉強会の構成メンバーでもある青木尚史先生も登壇されます。
日頃からともに研鑽を重ねている先生方と同じ舞台で講演できることを、大変うれしく思っております。
▶ 院長・金山が中心となって開催している勉強会についてはこちら
院長・金山が中心となって行っている勉強会について
学んだ知識を患者様の治療へ還元するために
講演会や勉強会への参加は、実績を示すことだけが目的ではありません。
自院の取り組みを発信することで、他の歯科医師から意見をいただき、治療の考え方を改めて検証する機会にもなります。
また、全国で活躍する先生方との情報交換を通じて得られた新しい知見を、日々の診療に取り入れていくことも大切です。
こうした活動を積み重ねることで、患者様にとって、より安心でき、長期的に安定した治療をご提供できると考えています。
今後もより良い歯科医療を目指して
今回の登壇を一つの励みとして、今後も日々の臨床と学術活動の両立を続けてまいります。
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療や矯正治療を検討されている患者様に対し、お口全体の状態を丁寧に確認したうえで、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。
インプラント治療や矯正治療についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
開催概要
OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026
会場:ミッドランドホール
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5階
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▶ 金山健夫の論文・学術活動について
日本顎咬合学会学術大会にて金山健夫院長が講演を行いました
院長の論文が国際学術誌「Journal of Prosthodontics」に掲載決定 ― インプラントブリッジ治療の新しいデジタルワークフロー
▶ 飯岡拓馬の矯正・インプラント治療に関する活動について
インプラント専門書に当院症例が掲載されました|OISSに基づく矯正×インプラント治療
インプラントは何年もちますか? 長持ちさせるために大切な3つのポイント
2026年7月2日
「インプラントはどのくらいもちますか?」
患者さまからよくいただくご質問です。
インプラントは、適切な診査・診断、精密な治療、そして治療後のメインテナンスを継続することで、
10年、20年、あるいはそれ以上の長期にわたり良好な状態を維持することが可能です。
国内外の多くの研究では、インプラントの10年生存率は90〜95%以上と報告されており、適切な治療とメインテナンスを継続することで長期間安定して機能することが期待できます。
今回は、インプラントをより長く、生涯にわたって機能させるために大切な3つのポイントを解説します。
① 精密な診査・診断に基づく治療設計
インプラント治療で最も重要なのは、治療前の診査・診断です。
当院では、骨の量や神経・上顎洞との位置関係、噛み合わせまで三次元的に分析しています。
患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせ、安全性と長期的な安定性を考えた治療計画をご提案しています。


② 包括的なアプローチと確かな技術
インプラントは、埋入する位置や角度、噛み合わせまで精密に設計することで、長く安定して機能しやすくなります。 単に欠損部にインプラントを埋入するだけでなく、全体の噛み合わせのバランスを整えるために、必要に応じて骨造成や矯正治療も組み合わせた包括的なシミュレーションを行います。科学的根拠に基づいた力をコントロールする設計こそが、インプラントへの過度な負担を防ぎ、長期安定を実現する鍵となります。
③ 科学的リスク管理に基づく定期メインテナンス
インプラント自体は虫歯になりませんが、「インプラント周囲炎」を患うと、自覚症状がないまま周囲の骨が溶け、インプラントを失う最大の原因になります。学術的な調査でも、定期メインテナンスを怠った場合は、周囲炎の発症リスクが大幅に高まることが実証されています。
そのため、ご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。 当院では、「メインテナンスもインプラント治療の一部」と考えています。歯科医師と歯科衛生士が連携し、お口の状態に合わせた専門的なメインテナンス(専用機器を用いた精密なクリーニング等)を行っています。
また、当院の歯科衛生士は継続的に知識・技術の研鑽を重ねており、2026年8月にはインプラントメインテナンスをテーマとしたセミナーで講師を務める予定です。指導的立場にある専門スタッフが、患者さまのリスクに応じた科学的なケアを提供いたします。

安心して治療を受けていただくために
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラントを長く安心してご使用いただくため、適切な診査・診断、精密な治療、そして継続的なメンテナンスを大切にしています。
それでも、「万が一のことが心配」という患者さまもいらっしゃいます。
そのため当院では、ご希望の患者さまを対象にガイドデントのインプラント10年保証制度にもご加入いただけます。
治療後も安心してインプラントをご使用いただけるよう、治療技術だけでなく、アフターサポート体制も整えています。
インプラントを長持ちさせるために
インプラントを長持ちさせるためには、
・精密な診査・診断に基づく治療設計
・包括的なアプローチと確かな技術
・科学的リスク管理に基づく定期メインテナンス
この3つが欠かせません。
東京銀座デンタルクリニックでは、インプラントを埋入することをゴールとは考えていません。
長く安心してお使いいただくことをゴールと考えています。
精密な診査・診断に基づく治療設計、包括的なアプローチと確かな技術、継続的なメインテナンス、そしてご希望に応じた保証制度まで含めて、患者さまが安心して治療を受けられる環境づくりを大切にしています。
インプラント治療をご検討中の方や、長く安心して使えるインプラント治療をご希望の方は、ぜひ一度東京銀座デンタルクリニックへご相談ください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
院長プロフィールはこちら
日本顎咬合学会学術大会にて金山健夫院長が講演を行いました
2026年6月25日
2026年6月13日・14日に東京国際フォーラムで開催された第44回日本顎咬合学会学術大会・総会において、当院院長の金山健夫が講演を行いました。
演題は「治癒力を活かした生理的ボーンマネージメント ―血餅と骨膜の活用―」です。
本講演では、インプラント治療における骨造成や骨マネージメントについて、日常臨床での症例をもとに解説いたしました。
日本顎咬合学会とは
日本顎咬合学会は、歯科医療の発展と臨床技術の向上を目的とした国内有数の学術団体です。
学術大会には全国の歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が参加し、最新の研究成果や臨床経験が共有され、活発な議論が行われています。

当院では国内での学会発表にとどまらず、世界的に最も権威のある補綴学の国際学術誌(Q1ジャーナル)へ、独自のデジタルワークフローに関する研究論文を継続して発表しています。
▼ 関連する国際学術誌への掲載論文はこちら
院長の論文が国際学術誌「Journal of Prosthodontics」に掲載決定 ― インプラントブリッジ治療の新しいデジタルワークフロー
2026年6月16日
このたび、東京銀座デンタルクリニック院長 金山健夫の論文が、補綴学分野の国際学術誌
Journal of Prosthodontics にアクセプトされました。
Journal of Prosthodonticsは、補綴学・インプラント補綴分野において世界的に広く読まれている学術誌の一つです。
今回の論文では、「インプラントブリッジ治療における新しいデジタルワークフロー」について報告しています。
インプラント治療は「埋入」だけではありません
インプラント治療というと、「インプラントを埋入する手術」に注目が集まりがちです。
しかし実際には、その上に装着する人工歯(補綴物)をどれだけ正確に製作できるかが、長期的な安定性に大きく影響します。
特に複数本のインプラントを連結するインプラントブリッジでは、高い適合精度が求められます。
デジタル技術が進歩しても課題は残っています
近年は口腔内スキャナー(IOS)の普及により、従来の型取りに代わってデジタル技術を活用した治療が増えています。
一方で、広範囲のスキャンではわずかな誤差が蓄積する可能性があり、複数本のインプラントを連結する補綴治療では特に精度管理が重要になります。
今回の論文では、治療の各段階で得られるデータを統合しながら、より高精度な補綴物を製作する方法について報告しました。
段階的に精度を高めるデジタルワークフロー
当院では、
・術前のデジタル設計
・インプラント埋入時の情報
・仮歯で実際に使用したデータ
・最終補綴設計のための検証データ
などを段階的に統合しながら最終補綴を製作しています。
一度のスキャンだけに頼るのではなく、治療中に得られる情報を積み重ねることで、より高い精度を目指しています。
実際のデジタルワークフロー

図:術前の設計から仮歯、最終補綴までのデジタルワークフロー。
実際の使用状況を確認しながら最終補綴へ反映しています。
仮歯期間を大切にしています
今回の論文の特徴の一つが、仮歯(インテリムレストレーション)を活用することです。
仮歯を一定期間使用していただくことで、
・噛み合わせ
・見た目
・発音
・清掃性
・違和感の有無
などを実際の生活の中で確認することができます。
また、歯ぐきの形態や補綴物の輪郭を整えることで、より自然な最終補綴へとつなげることができます。
その結果を最終補綴へ反映することで、患者様一人ひとりに適した補綴物の製作を目指しています。
学術活動を日々の診療へ
東京銀座デンタルクリニックでは、日々の診療だけでなく、国内外での学会発表や論文執筆にも取り組んでいます。
今回の研究も、日常診療の中で感じた課題から生まれたものです。
学術活動を通じて得られた知見を臨床へ還元し、より精度が高く、長期的に安定したインプラント治療を患者様へご提供できるよう努めています。
今後も、科学的根拠に基づいた診療を通じて、より良い医療の提供を目指してまいります。
この記事について
本記事は、Journal of Prosthodonticsにアクセプトされた院長 金山健夫の論文内容をもとに作成しています。
👉院長プロフィールはこちら
オールオン4と言われました。本当にそれが最善なのでしょうか?
2026年6月10日
インプラント治療のご相談で、近年よく耳にする言葉のひとつに「オールオン4(All-on-4)」があります。
患者様からも、
・「他院でオールオン4を勧められました」
・「歯を全部抜いてオールオン4にすると言われました」
・「オールオン4が一番良い治療なのでしょうか?」
というご相談をいただくことがあります。
オールオン4は、少ない本数のインプラントで固定式の人工歯を支える優れた治療コンセプトです。
しかし当院では、「オールオン4だから良い」「オールオン4だから悪い」という考え方はしていません。
大切なのは治療法の名前ではなく、その患者様にとって本当に長期的に安定する治療かどうかです。
オールオン4とはどのような治療でしょうか?
オールオン4とは、4本のインプラントで片顎の人工歯を支える治療コンセプトです。
一般的には、
・前方の2本は垂直に埋入
・後方の2本は傾斜をつけて埋入
することで、骨造成を回避しながら固定式の人工歯を支えることを目的としています。

オールオン4には、
・少ない本数で固定式の歯を支えられる
・骨造成を回避できる場合がある
・治療期間を短縮できる場合がある
といったメリットがあります。
その一方で、患者様のお口の状態によっては別の治療設計が適している場合もあります。
「オールオン4」という言葉だけでは治療内容は分かりません
現在では「オールオン4」という言葉が広く知られるようになりました。
しかし実際には、
・4本ではない
・骨造成を併用している
・即時負荷を行わない
・本来のコンセプトとは異なる設計
であっても「オールオン4」という名称で説明されることがあります。
もちろんそれが悪いという意味ではありません。
ただ、患者様がイメージしているオールオン4と、実際に行われる治療内容が一致していないケースも少なくありません。
そのため当院では、まず診断を行い、
・骨の状態
・残存歯の状態
・清掃性
・咬合設計
・長期安定性
を総合的に評価することを重視しています。
本来のオールオン4ではボーンリダクションを行うことがあります
オールオン4の本来の考え方では、必要に応じて骨の高い部分を整える処置(ボーンリダクション)を行います。
特に下顎前歯部では骨が高く残っていることがあり、そのまま人工歯を作製すると
・補綴スペース不足
・清掃性の低下
・審美性の低下
につながる場合があります。
そのため骨の高い部分を整え、顎堤を平坦化してからインプラント治療を行う考え方があります。

ボーンリダクションの目的は、単に骨を削ることではありません。
・人工歯のスペース確保
・清掃性の向上
・審美性の向上
・長期安定性の向上
を目的として行われます。
当院が傾斜埋入に慎重な理由
オールオン4では後方のインプラントを傾斜埋入することがあります。
これは骨造成を回避しやすいというメリットがあります。
一方で当院では、傾斜埋入そのものに対して慎重な考えを持っています。
理由は、治療後の清掃性やメンテナンス性です。
傾斜埋入したインプラントでは、角度を補正するためのアングルアバットメント(マルチユニットアバットメント)が使用されます。
もちろん優れたシステムですが、構造が複雑になることで、
・清掃しにくい
・汚れが溜まりやすい
・長期的なメンテナンスが難しくなる
可能性があります。
当院では、インプラントは「入れること」よりも「長く維持すること」が重要だと考えています。
そのため、
・補綴設計
・清掃性
・メンテナンス性
・将来的な対応のしやすさ
まで含めて治療計画を立案しています。
当院の全顎インプラント治療症例

上下顎の歯を失った患者様に対し、骨造成を併用しながら全顎的なインプラント治療を行った症例です。
本症例では、
・骨の状態
・咬合設計
・清掃性
・長期安定性
を総合的に考慮しながら治療計画を立案しました。
当院では治療法ありきではなく、患者様一人ひとりに合わせた設計を行い、機能回復と長期安定を目指しています。
当院が全顎インプラント治療で重視していること
当院では、
・オールオン4
・オールオン6
・骨造成併用インプラント
・残存歯の保存
・矯正治療の併用
など、様々な選択肢の中から診断を行っています。
重要なのは、「どの治療法を行うか」ではなく、「その患者様にとって最適な治療計画は何か」です。
オールオン4は有効な選択肢のひとつです。
しかし、すべての患者様にとって最善とは限りません。
当院では、治療法の名前ではなく、骨の状態・清掃性・咬合設計・長期安定性を重視しながら診断を行っています。
オールオン4と言われて不安な方へ
・本当に歯を全部抜く必要があるのか
・他の治療方法はないのか
・自分の場合はどのような選択肢があるのか
患者様のお口の状態によって、最適な治療方法は異なります。
当院では、オールオン4ありきではなく、骨の状態・残存歯・清掃性・咬合設計・長期安定性まで含めて診断を行っています。
「他院でオールオン4を勧められた」「別の選択肢がないか知りたい」という方もお気軽にご相談ください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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フラップレスインプラントは本当に良い治療ですか? ~当院が歯肉形態(エマージェンスプロファイル)を重視する理由~
2026年6月5日
インプラント治療について調べていると、「フラップレスインプラント」という言葉を目にすることがあります。
フラップレスインプラントは歯肉を大きく切開せずに行うため、
・腫れが少ない
・痛みが少ない
・手術時間が短い
といったメリットがあります。
そのため、「できるだけ負担の少ない方法で治療したい」という患者様には魅力的に映るかもしれません。
しかし当院では、「インプラントを入れること」だけでなく、「どのような歯肉形態で治癒させるか」を非常に重要視しています。
インプラント治療は埋入して終わりではありません
インプラント治療で本当に重要なのは、単に骨の中へインプラントを埋入することではありません。
最終的な
・見た目
・清掃性
・長期安定性
は、インプラント周囲の歯肉形態によって大きく左右されます。
特に補綴学では、歯肉から歯が立ち上がる形態を「エマージェンスプロファイル」と呼びます。
当院では、このエマージェンスプロファイルが 「滑らかで天然歯いん近いこと」が、プラークの停滞を防ぎ、インプラント周囲炎のリスクを抑える(=長期安定性)のために極めて重要だと考えています。
フラップレスインプラントではヒーリングアバットメントによる治癒が一般的です
フラップレスインプラントでは、歯肉を切開せずにインプラントを埋入するため、多くの場合は埋入と同時にヒーリングアバットメントを装着する「1回法」で治療が行われます。
ヒーリングアバットメントは、インプラント周囲の歯肉を治癒させるための部品です。
術後の治療期間を短縮できるメリットがありますが、一方で歯肉はヒーリングアバットメントの形態に沿って治癒していきます。
そのため、最終的な歯肉形態やエマージェンスプロファイルのコントロールには限界が生じる場合があります。
当院では、この点も考慮しながら治療計画を立案しています。
同じインプラントでも歯肉の治り方は変わります

上の図は歯肉の治癒の違いを模式的に表したものです。
ヒーリングアバットメントで治癒した場合、歯肉はその形態に沿って治癒するため、比較的円形で機械的な歯肉形態になりやすくなります。
一方で、プロビジョナルレストレーション(仮歯)を用いて治癒させた場合は、最終的な歯冠形態に近い状態で歯肉を誘導することができます。
その結果、より自然な歯肉の立ち上がりを獲得しやすくなります。
実際の口腔内でも歯肉形態に違いが現れます

こちらは実際の症例です。
左はヒーリングアバットメントの形に沿って治癒した状態です。
一方、右は2次オペ時にプロビジョナルレストレーション(仮歯)を装着し、歯肉形態をコントロールした状態です。
同じインプラントであっても、歯肉の立ち上がり方やボリューム感に違いが生じることがお分かりいただけると思います。
当院では単にインプラントを埋入するだけではなく、最終的にどのような歯肉形態を獲得するかまで考えながら治療を行っています。
当院は「歯肉を育てる」ことを重視しています

こちらは当院で治療を行った症例です。左は抜歯直後、右はインプラントを埋入し軟組織調整後に最終補綴を装着した状態です。
当院では抜歯後すぐにインプラントを埋入することだけを優先せず、まず歯肉環境を整えることを重視しています。
歯肉のボリュームや形態を整えることで、その後のインプラント治療や補綴治療をより理想的な状態で行うことが可能になります。
最終的には、インプラント部分だけが目立つのではなく、周囲の天然歯と調和した自然な歯肉の立ち上がりを目指します。
インプラント治療において重要なのは、「インプラントが入ること」ではなく、「天然歯と違和感なく調和し、長期的に安定すること」だと当院は考えています。
フラップレスインプラントが悪いわけではありません
ここで誤解していただきたくないのは、フラップレスインプラントそのものが悪い治療法というわけではありません。
適応症例では、
・患者様の負担が少ない
・手術時間が短い
・術後の腫れが少ない
という大きなメリットがあります。しかし、すべての症例に最適な方法とは限りません。
骨の状態や歯肉の厚み、角化歯肉の量、最終的な補綴形態などを総合的に判断し、適切な術式を選択することが重要です。
当院の考え方
当院では、「できるだけ早く治療を終えること」よりも、「できるだけ長く安定すること」を大切にしています。
そのため、
・骨の状態
・歯肉の状態
・噛み合わせ
・補綴形態
まで考慮しながら治療計画を立案しています。
インプラント治療をご検討中の方や、他院でフラップレスインプラントを提案されている方も、お気軽にご相談ください。
東京銀座デンタルクリニックへご相談ください
当院ではインプラント治療を単なる「欠損補綴」と考えるのではなく、天然歯と調和し、長期的に安定する口腔環境の構築を目指しています。
・「インプラントを検討している」
・「他院でフラップレスを勧められた」
・「見た目にもこだわりたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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インプラントまでの「歯がない期間」はどうする?
2026年5月27日
当院が“治癒を待つインプラント”を選択する理由
インプラント治療をご検討中の患者様から、よくいただくご質問があります。
「抜歯したその日にインプラントは入れられますか?」
「歯がない期間はありますか?」
「前歯なので見た目が心配です…」
特に前歯では、
・見た目
・会話
・発音
・お仕事
・お食事
など、日常生活への影響を不安に感じられる方が多くいらっしゃいます。
当院では“すぐ埋入しない”ことがあります
インプラント治療には、
| ・抜歯と同時にインプラントを埋入する方法(即時埋入) |
・抜歯後、一定期間治癒を待ってから埋入する方法
があります。当院では、歯ぐきや骨の状態によっては、 抜歯後に一定期間治癒を待ってからインプラントを行う「Type2埋入(早期埋入)」を選択することがあります。
その理由は、
・歯ぐきの治癒を待てる
・炎症の改善を待てる
・骨や軟組織の状態を整えやすい
・長期的に安定した位置へ埋入しやすい
といったメリットがあるためです。
当院では、単に「早く入れること」よりも、
👉 長期的な安定性
👉 歯ぐきの治癒
👉 清掃性
👉 最終補綴の仕上がり
を重視しています。
“歯がない期間”をどう過ごすのかも重要です
一方で、患者様にとっては、「待つこと」そのものより、“その間どうなるのか”が大きな不安になります。
当院では、治癒期間中も見た目や日常生活に配慮するため、デジタル技術を活用した即時義歯を使用しています。
抜歯当日の流れ

上記は実際のケースです。
左から、
① 抜歯前
② 抜歯直後
③ 即時義歯装着後
を示しています。これらはすべて、同じ日に行った処置です。
治癒環境にも配慮しています
抜歯直後には、必要に応じてCGF(自己血由来の再生材料)を使用し、抜歯窩の治癒環境を整えています。
さらに、デジタル技術を活用した即時義歯をその日のうちに装着することで、
・見た目
・発音
・咀嚼
など、日常生活への影響を最小限に抑えるよう配慮しています。
CGFとは、患者様ご自身の血液から作製する再生材料で、抜歯後の治癒環境を整える目的で使用しています。
当院で使用しているCGFについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
CGF(自己血由来の再生材料)についてはこちら
即時義歯は“その場で作っている”わけではありません
患者様から、「その日のうちに義歯を作るのですか?」と驚かれることがあります。
当院では、初診時に口腔内スキャンを行い、そのデータをもとに即時義歯をデジタル設計しています。
初診時のスキャンデータ

このように、口腔内をデジタルデータとして記録し、
・咬み合わせ
・歯の位置
・欠損部位
・見た目のバランス
などを確認しながら、即時義歯を設計しています。
そのため、
👉 見た目
👉 発音
👉 装着感
👉 日常生活での使いやすさ
にも配慮した治療が可能になります。
“待つ期間”にも意味があります
インプラント治療では、「早く終わること」が必ずしも最善とは限りません。
当院では、
・骨の治癒
・歯ぐきの状態
・炎症の改善
・補綴設計
まで含めて総合的に診断し、長期的な安定性を重視した治療をご提案しています。
そのため、症例によっては、
👉 抜歯後すぐではなく、一定期間治癒を待ってからインプラントを行う「Type2埋入(早期埋入)」を選択することがあります。
「なぜ当院がType2埋入を選択するのか」については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
当院がType2埋入(早期埋入)を選択する理由についてはこちら
インプラントをご検討中の方へ
「自分は即時埋入が向いているの?」
「歯がない期間はどのようになる?」
「見た目はどこまで自然にできる?」
など、症例によって適した方法は異なります。
まずは診査・診断の上で、患者様に合った治療方法をご提案いたします。
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この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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インプラントは「いつ入れるか」で結果が変わります<最新研究と体の回復の仕組みから考える最適なタイミング>
2026年5月6日
インプラントのご相談で、よくこんな質問をいただきます。
「抜歯したその日にインプラントって入れられますか?」
「できれば早く終わらせたいんですが…」
確かに、できるだけ早く治療を終えたいと思うのは自然なことです。
ただ実は…
👉 インプラントは“いつ入れるか”で結果が変わる治療です。
🤔 なぜ医院によって説明が違うのか?
ある医院では…
「すぐ入れられます」
別の医院では…
「少し待ちましょう」
この違いに戸惑う方はとても多いです。
これはどちらが正しい・間違いではなく👇
👉 インプラントには複数のタイミングがあり、それぞれ適応が異なるためです
🧭まずは全体像をシンプルにご説明します

インプラントは大きく分けて
・抜歯と同時に入れる方法
・少し期間をあけて入れる方法
・しっかり治ってから入れる方法
があります。
⚠️ 一番大切なポイント
👉 「できる治療」と
👉 「長く安定する治療」は同じではありません
なぜ当院は“少し待つ方法”を選ぶことが多いのか
当院では多くのケースで
👉 抜歯後、1〜2ヶ月ほど期間をあけてからインプラントを行う方法(早期埋入 / Type2)
を選択しています。
その理由は、体の回復の仕組みにあります。
体が“最も治ろうとしているタイミング”を活かす
歯を抜いたあと、お口の中では段階的に回復が進みます。
まず歯ぐきは比較的早く閉じていきますが、
👉 体は感染や異物があれば外に出そうとする性質があります
そのため、
👉 歯ぐきがしっかり閉じている状態は、内部の炎症や感染がコントロールされ、環境が整ってきているサインと考えられます
一方で内部では、
👉 まだやわらかい“骨になる途中の組織”が形成されている状態です
👉 いわば「骨の準備が進んでいる段階」
です。

このタイミングで治療するメリット
この“回復の途中”のタイミングでインプラントを行うことで
・体の自然な治癒の流れを活かせる
・骨が形成されやすい環境を利用できる
・インプラントが安定しやすい
👉 安全性と結果のバランスが非常に良い方法です。

※専門的な図ですが、「どのタイミングがどの程度信頼されているか」を示しています
この研究から分かることは👇
👉 どの方法も可能だが、“適応とタイミング”が重要である
ということです。
実際のケース

前歯の歯根破折により、抜歯が必要となったケースです。
患者様は「できればすぐインプラントを入れたい」とご希望されていましたが、
👉 抜歯部位の骨が不足しており、骨の再生(GBR)が必要な状態でした。
また、
👉 骨の再生は歯ぐきの状態が整っていることが重要なため、治癒期間を設けました。
その結果、
・骨の回復が進み
・歯ぐきの形態も整い
👉 自然で安定した仕上がりを得ることができました
❗ では“すぐ入れる方法”はダメなのか?
そういうわけではありません。
・感染がない
・骨の状態が良い
・十分な固定が得られる
👉 こうした条件が揃えば、有効な選択肢です。
ただし重要なのは👇
👉 “できるかどうか”ではなく
👉 “その人にとって最適かどうか”
まとめ
・インプラントはタイミングで結果が変わる
・どの方法も可能だが適応が重要
・当院では“体の回復を活かすタイミング”を重視
ご相談・ご予約について
インプラント治療は
👉 “早さ”よりも“正しさ”が大切です
当院では、
・CTによる骨の評価
・歯ぐきの状態
・噛み合わせ
をしっかり診査した上で
👉 最も安全で長く安定する方法をご提案しています
👉 無理に特定の治療をおすすめすることはありませんので、安心してご相談ください
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参考文献
※本記事は、システマティックレビュー(Gallucci et al., 2026)をもとに構成しています
この記事の執筆・監修

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士
インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。
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歯を入れるスペースがないと言われました。インプラントはできませんか?
2026年5月1日
「歯を入れるスペースがないので、このままではインプラントは難しいですね」
このように言われて、不安になってご相談に来られる方は少なくありません。
結論からお伝えすると、
👉 スペースがない場合でもインプラントは可能なケースが多いですが、より良い位置で埋入するために矯正による調整が必要になることがあります。
■ スペースがないとはどういう状態か?
歯が抜けたまま放置すると、周囲の歯が少しずつ動いてしまい、
・歯が傾いてくる
・歯が回転する
・噛み合う歯が伸びてくる
といった変化が起こります。
👉 その結果、インプラントを入れるためのスペースが不足してしまうのです。

👉 矯正によって歯の位置を整えることで、スペースを確保したり、逆に隙間を閉じたりすることが可能です。
■ 実は「高さ(噛み合わせ)」も重要です
スペースというと横の隙間をイメージされる方が多いですが、
👉 噛み合う歯の影響で“高さ”が足りないケースもあります。

👉 対合歯が伸びてくることで、インプラントを入れるための高さ(クリアランス)が不足してしまう状態です。
■ スペースがない場合の治療方法
大きく分けて、3つの考え方があります。
① 矯正でスペースを「埋める」(インプラントを使わない)
👉歯を移動させることで、欠損している部分の隙間を閉じてしまう方法です。
・自分の歯だけで治療が完結する
・外科処置が不要
👉 ただし
・噛み合わせや見た目の制限がある
・適応できるケースは限られる
② 条件付きでインプラントを行う
👉スペースがわずかに不足している場合などに、
・細いインプラントを使用する
・埋入位置や角度を工夫する
ことで対応できるケースもあります。
👉 ただしこれは適応が限られるため、慎重な診断が必要です。
③ 矯正でスペースを「作って」インプラント(最も推奨される方法)
👉歯並びを整えてからインプラントを行う方法です。
・適切な位置にインプラントを入れられる
・見た目・機能ともに安定しやすい
👉 実際にはこの方法が選択されることが多く、長期的にバランスの良い結果が得られます。
■ どの治療になるかはどう決まる?
以下のような要素を総合的に判断します。
・スペースの幅(横方向)
・噛み合わせ(高さ)
・骨の状態
・見た目のバランス
👉 自己判断は難しく、精密な診査・診断が必要です。
■ 当院での考え方
当院では、
👉 インプラント治療を軸にしながら、矯正的なアプローチも含めて診断を行っています。
そのため、
・インプラントが適切に行える状態か
・より良い位置で埋入するために調整が必要か
・矯正を併用した方が長期的に安定するか
を総合的に判断し、
👉 見た目・機能の両面から最適なインプラント治療をご提案いたします。
■ ご相談について
「矯正はできれば避けたい」
「自分の場合はどうなるのか知りたい」
という方も多くいらっしゃいます。
👉 当院ではインプラント治療を軸にしながら、必要に応じて矯正も併用し、お口全体のバランスを踏まえて診断・ご提案を行っています。
👉 詳しい判断には診査・診断が必要ですので“自分の場合はどうなるのか”だけでも構いません、LINE相談またはWEB予約から、お気軽にご相談ください。
LINE相談https://lin.ee/nFrrKRC
24時間WEB予約https://ginza-dental.or.jp/contact/#link01
■ まとめ
👉 スペースがない場合でもインプラント治療は可能であり、矯正を併用することでより良い結果につながるケースが多くあります。
この記事の執筆・監修

飯岡 拓馬
歯科医師・歯学博士
OISS(Ortho Implant Synergy System)提唱者。インプラント・矯正治療を専門とし、
先天性欠損やインプラント矯正など、包括的な治療を得意とする。
・Osstem インプラント矯正治療ディレクター
・国際インプラント協会(IDIA)指導医
・日本口腔インプラント学会
・Quintessence Yearbook 掲載
・保田矯正塾 講師
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