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インプラントは一生もの?|人工歯の寿命と噛み合わせの変化

2026年10月27日

「インプラントは一度入れたら、一生使えるのでしょうか?」

インプラント治療をご検討されている患者様から、このようなご質問をいただくことがあります。

インプラントは、適切な治療とメンテナンスによって長期間使用できる可能性があります。しかし、一度治療すれば、その後は何もしなくてもよいというものではありません。

特に知っていただきたいのが、顎の骨に埋め込まれる「インプラント体」と、その上に装着する人工歯「上部構造」は別のものだということです。

今回は、人工歯の経年的な変化と、インプラントを長く使うために大切なことについて解説します。

1.インプラント体と上部構造の違い

インプラントは、大きく分けて顎の骨に埋め込む「インプラント体」と、歯の形や噛み合わせを回復する「上部構造(人工歯)」から構成されています。

インプラント体とスクリュー固定式上部構造の構造を示した模式図。顎の骨に埋入されたインプラント体と、取り外し可能な人工歯の違いを解説。

インプラント体は、良好な状態が維持されれば長期間使用できます。

一方、上部構造は日々の食事などで直接噛む力を受けるため、使用状況によっては修理や再製作が必要になることがあります。

車に例えるなら、上部構造はタイヤのようなものです。

同じ車でも使い方によってタイヤの摩耗が異なるように、人工歯も噛む力や歯ぎしりなどによって負担のかかり方が変わります。

ただし、タイヤとは異なり、上部構造に決まった交換時期があるわけではありません。 長期間問題なく使用できる方もいらっしゃいます。

2.上部構造は修理・交換できる場合があります

東京銀座デンタルクリニックでは、長期的なメンテナンス性を重視し、基本的にスクリュー(ネジ)固定式の上部構造を採用しています。

スクリュー固定式の特徴は、必要に応じて上部構造を取り外せることです。

 

東京銀座デンタルクリニックのインプラント症例写真。スクリュー固定式上部構造を装着した状態と、取り外した状態を比較。

上部構造に破損や不具合が生じても、インプラント体の状態が良好であれば、人工歯だけを修理・再製作できる場合があります。

将来的な修理や交換まで考慮して補綴方法を選択することも、インプラント治療では大切だと考えています。

 

▶ 関連記事:インプラントの歯はどう固定する?当院がほぼすべて「スクリュー固定」を選ぶ理由

インプラントの歯はどう固定する?―当院がほぼすべて「スクリュー固定」を選ぶ理由―

3.年月とともに噛み合わせは変化します

もう一つ知っていただきたいのが、噛み合わせは治療終了時の状態が、そのまま続くわけではないということです。

天然歯は、日々の食事や歯ぎしりなどによって少しずつ摩耗することがあります。これを「咬耗(こうもう)」といいます。

一方、近年インプラントの上部構造に広く使用されているモノリシックジルコニアは、比較的摩耗しにくい材料です。

そのため、周囲の天然歯が年月とともに咬耗すると、インプラントの人工歯が相対的に強く噛み合うようになる場合があります。

 

天然歯の咬耗によるインプラントの噛み合わせの変化を示した模式図。治療終了時と数年経過後を比較し、定期的な咬合チェックの重要性を解説。

※画像は起こり得る変化の一例です。すべての患者様に同様の変化が生じるわけではありません。

こうした変化は、患者様ご自身では気づきにくいこともあります。

そのため、定期的なメンテナンスでは、インプラント周囲の清掃や歯肉の状態だけでなく、噛み合わせの変化を確認し、必要に応じて調整することも重要です。

まとめ|インプラントは入れて終わりではありません

インプラントは長期間使用できる可能性のある治療方法ですが、必ず一生使えると保証されているわけではありません。

また、人工歯の状態や噛み合わせは、年月とともに変化することがあります。

東京銀座デンタルクリニックでは、インプラントを埋入することだけでなく、その上にどのような人工歯を製作し、治療後にどのように管理していくかという点も大切にしています。

インプラントを長く快適に使い続けるために、治療後も定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。

 

 

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この記事の執筆・監修

東京銀座デンタルクリニック 院長 金山 健夫

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士

インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。

院長プロフィールはこちら

 

OSSTEM JAPAN MEETING 2026 名古屋に金山健夫・飯岡拓馬の2名が登壇しました

2026年10月15日

2026年10月12日、名古屋で開催されたインプラント学術大会

2026年10月12日(月・祝)、名古屋で開催された「OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYA」に、東京銀座デンタルクリニックから院長の金山健夫と、歯科医師の飯岡拓馬が登壇しました。

本大会は、インプラント治療に関する臨床技術や最新の知見について、歯科医師が症例や研究成果を共有する学術イベントです。

当日は多くの歯科医療関係者が参加し、インプラント治療のさまざまな分野について活発な情報交換が行われました。

当院からは、インプラントに関する骨造成術と、矯正治療・インプラント治療を組み合わせた包括的な治療計画という、それぞれ異なるテーマで講演を行いました。

2026年10月12日に名古屋で開催されたインプラント学術大会「OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYA」の会場風景 コピー

写真:OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYAの会場の様子

 

金山健夫院長|インプラント骨造成術の目的と治療戦略

金山健夫院長は、「目的から再考するインプラント骨造成術 ― 生活骨をつくるのか、組織ボリュームを保つのか ―」をテーマに講演を行いました。

インプラント治療では、顎の骨が不足している場合に「骨造成」と呼ばれる処置を行うことがあります。

しかし、骨造成の目的は単に骨の量を増やすことだけではありません。

インプラントを安定して支えるための血流のある「生活骨」を形成することと、インプラント周囲の組織の厚みや形態を長期的に維持することでは、求められる材料や術式が異なります。

今回の講演では、こうした骨造成の目的の違いを整理し、それぞれに適した骨補填材や術式の選択について解説しました。

当院でも、骨造成を行うこと自体を目的とせず、患者さん一人ひとりの骨の状態や治療目的に応じた適切な処置を大切にしています。

OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYAでインプラント骨造成術の目的と治療戦略について講演する金山健夫院長 コピー

写真:インプラント骨造成術の目的と治療戦略について講演する金山健夫院長

飯岡拓馬先生|矯正治療とインプラント治療を一体的に考える「OISS」

飯岡拓馬先生は、矯正治療とインプラント治療を組み合わせた治療コンセプト「OISS(Ortho-Implant Synergy System)」について講演しました。

歯を失った部分にインプラントを埋入する際、必ずしもそのままの歯並びや噛み合わせが、インプラント治療に適しているとは限りません。

例えば、長期間歯を失ったままにしていると、隣の歯が傾斜したり、噛み合う歯が伸び出したりすることがあります。

また、歯と歯の間に十分なスペースがあるように見えても、骨の中では歯根同士の距離が近く、インプラントの埋入が難しい場合もあります。

こうした問題に対して、矯正治療によって歯や歯根の位置を整え、インプラント治療に適した環境をつくるという考え方があります。

OISSは、矯正治療とインプラント治療を別々に考えるのではなく、最終的な噛み合わせや歯の形態から逆算し、一体的な治療計画を立てることを重視した治療コンセプトです。

当院では、飯岡先生が矯正治療からインプラント治療まで一貫して担当することで、両方の治療を見据えた計画を立案しています。

今回の講演では、こうした治療コンセプトと実際の臨床症例について紹介しました。

OSSTEM JAPAN MEETING 2026 NAGOYAで矯正治療とインプラント治療を組み合わせた「OISS」について講演する飯岡拓馬医師

写真:矯正治療とインプラント治療を組み合わせた「OISS」について講演する飯岡拓馬先生

 

10年間にわたる教育活動への貢献が表彰されました

今回の大会では、金山健夫院長がオステムジャパンのディレクターとして10年間にわたり活動してきた功績に対し、感謝盾が贈呈されました。

金山院長は、日々のインプラント臨床に加え、講演やセミナーを通じて歯科医師への技術・知識の共有にも取り組んでいます。

当院では、こうした教育活動や学術交流を通じて得られた知見を、日々の診療にも活かしていくことを大切にしています。

オステムジャパンのディレクターとして10年間にわたり歯科医師の教育活動に貢献し、感謝楯を授与された金山健夫院長

写真:オステムジャパンのディレクターとして10年間の活動に対し、感謝盾を授与された金山健夫院長

東京銀座デンタルクリニックが大切にしていること

東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療を単に「失った歯を補う治療」として捉えるのではなく、患者さん一人ひとりの口腔内の状態や、将来的な噛み合わせ、メンテナンスまでを考慮した治療計画を大切にしています。

金山院長が専門とするインプラント補綴と、飯岡先生が取り組む矯正・インプラントの包括的な治療。

それぞれの専門的な知識と臨床経験を活かし、患者さんの状態に応じた治療方法をご提案しています。

今後も学術活動や日々の臨床を通じて研鑽を重ね、より良いインプラント治療の提供に努めてまいります。

インプラント治療をご検討中の方や、歯並び・噛み合わせの問題によってインプラント治療が難しいとお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

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インプラント相談では、最初からCT撮影が必要? ― パノラマX線とCT、それぞれの役割 ―

2026年9月26日

インプラント相談に来院された患者さんから、

「CTを撮らなくてもインプラントができるか分かるのですか?」
「最初からCTで詳しく調べた方がいいのでは?」

とご質問をいただくことがあります。

CTは、インプラント治療において非常に重要な検査です。

一方で、初診相談の段階から、すべての患者さんにCT撮影が必要とは限りません。

東京銀座デンタルクリニックでは、まず口腔内の診査やパノラマX線画像、口腔内スキャンなどからお口全体の状態を確認し、必要に応じてCT撮影へ進みます。

今回は、パノラマX線とCTで「何が分かるのか」、実際の症例画像を使ってご紹介します。

 

初診では、まずお口全体を確認します

インプラント初診時のパノラマX線画像|欠損部位・上顎洞・下顎管・残存歯・顎骨の状態を確認

パノラマX線は、上下の歯やあごの骨などを一枚の画像で広く確認できる検査です。

インプラント相談では、歯を失っている場所だけを見るのではありません。

残っている歯や歯の根、歯周組織、あごの骨の状態、上顎洞や下顎管のおおよその位置など、お口全体の状態を把握することが重要です。

そのため初診相談では、パノラマX線画像や口腔内の診査などから、まず「どのような治療が考えられるのか」という大きな方向性を検討します。

ただし、パノラマX線は二次元の画像です。

インプラントを実際にどの位置・深さ・角度で埋入するのかを計画するためには、パノラマだけでは分からない情報があります。

CTでは、あごの骨を三次元的に確認できます

インプラント埋入前後のCTレンダリング画像|欠損部とインプラントの位置を立体的に比較

こちらは、同じ患者さんの術前・術後のCTデータを立体的に表示した画像です。

CTでは、パノラマX線とは異なり、あごの骨や欠損部を三次元的に観察することができます。

特にインプラント治療では、骨の形態や厚み、周囲の解剖学的構造との位置関係など、二次元の画像だけでは把握しにくい情報を確認できることがCTの大きな役割です。

このように、パノラマとCTは「どちらが優れている」というものではなく、確認する目的が異なる検査です。

手術前にはCTで詳しく確認し、埋入位置を検討します

インプラント埋入前後のCT断面画像|骨の厚み・形態・下顎管との位置関係を確認

こちらも同じ患者さんのCT画像です。

この症例では、埋入を予定している位置に目印を入れてCTを撮影しています。

CTの断面画像を確認することで、骨の高さだけでなく、骨の厚みや形態、下顎管などとの位置関係を詳しく確認できます。

これらの情報をもとに、使用するインプラントや埋入位置・深さ・角度などを検討していきます。

右側はインプラント埋入後のCT画像です。術後には、埋入されたインプラントの位置や周囲組織との位置関係などを確認することができます。

「最初からCTを撮らない=詳しく診ていない」ではありません

CTは非常に多くの情報を得られる検査ですが、情報量の多い検査を最初から行えばよい、というわけではありません。

初診相談では、まずお口全体を診査し、パノラマX線画像などから治療の大きな方向性を検討します。

そしてインプラント治療を具体的に進める段階では、CTによる三次元的な評価を行い、より詳細な治療計画を立てていきます。

もちろん、骨の状態が厳しいと考えられる場合や、重要な解剖学的構造との位置関係などを初診時から詳しく確認する必要がある場合には、早い段階でCT撮影を行うこともあります。

大切なのは「CTを撮るか、撮らないか」ではなく、治療の段階や症例に応じて必要な検査を適切に選択することです。

東京銀座デンタルクリニックでは、初診時の診査から実際のインプラント手術まで、それぞれの段階で必要な情報を確認しながら治療計画を立てています。

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この記事の執筆・監修

東京銀座デンタルクリニック 院長 金山 健夫

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士

インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。

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インプラントの歯はどう固定する?―当院がほぼすべて「スクリュー固定」を選ぶ理由―

2026年9月9日

インプラント治療というと、「顎の骨にインプラントを埋める手術」をイメージされる方が多いと思います。

しかし、その上に装着する人工歯(上部構造)をどのように固定するかも、長期的な管理を考えるうえで重要です。

固定方法には、大きく分けて

・スクリュー(ネジ)で固定する方法

・セメントで固定する方法

の2種類があります。

当院では基本的にスクリュー固定(スクリューリテイン)を採用しています。

実際に2025年に当院で埋入したインプラント677本のうち、セメント固定となったのはわずか3本でした。

では、なぜほぼすべての症例でスクリュー固定を選択しているのでしょうか。

スクリュー固定とセメント固定の違い

インプラント上部構造のスクリュー固定とセメント固定の違いを示した模式図

*スクリュー固定はネジで、セメント固定はアバットメントに上部構造を接着して固定します。

 

スクリュー固定の大きな特徴は、必要なときに上部構造を取り外せることです。

修理や再製だけでなく、長期的なメンテナンスを考えるうえでも大きなメリットがあります。また、セメントを使用しないため、インプラント周囲への余剰セメントの残留を避けることができます。

一方、セメント固定にもアクセスホールがないなどの特徴があり、症例によっては有効な方法です。

どちらが絶対的に優れているということではなく、症例に応じた選択が重要です。

なぜ「取り外せること」が重要なのか?

特に複数本のインプラントを連結した大型の上部構造では、セルフケアをしっかり行っていても、清掃器具が届きにくい部分があります。

*以下、実際の治療・症例写真が含まれます(閲覧注意)

大型インプラント上部構造の装着時と6か月後の粘膜面を比較した写真

*大型インプラント上部構造の粘膜面。セルフケアを行っていても、清掃器具が届きにくい部分には汚れが蓄積することがあります。

写真は、上部構造を装着したときと約6か月後の状態です。

口腔内環境などによっては、普段は見えない粘膜側にこれだけ汚れが蓄積することがあります。

当院では必要に応じて大型の上部構造を取り外し、通常では清掃しにくい部分まで直接確認・清掃してから再装着しています。

「取り外せること」は、インプラントを長く管理するための重要な機能でもあります。

大型補綴では「中間アバットメント」を使用

複数本のインプラントを使用した大型補綴では、症例に応じてマルチアバットメント(中間アバットメント)を使用しています。

大型インプラント上部構造を取り外し中間アバットメントを残した口腔内写真とパノラマX線画像

*大型上部構造を取り外した状態。中間アバットメントを残し、上部構造の着脱やメンテナンスを行えるよう設計しています。

写真で金色に見えている部分が中間アバットメントです。

これを介することで、大型上部構造の取り外し・再装着を行いやすくなります。

また、その後の補綴操作をアバットメントレベルで行うことで、インプラント周囲組織への介入をできるだけ少なくするという考え方にもつながります。

では、なぜ3本だけセメント固定だったのか?

2025年にセメント固定となった3本は、すべて永久歯の先天性欠損を伴う症例でした。

欠損部のスペースや骨幅に制約があったため、細径の1ピースインプラントを選択し、その構造上セメント固定となっています。

つまり当院では、「スクリュー固定が良く、セメント固定が悪い」と考えているわけではありません。

基本的には長期管理を考えてスクリュー固定を選択しながら、患者さんの骨やスペース、使用するインプラントの構造によって適切な方法を選択しています。

先天性欠損歯の治療について詳しくはこちら→ https://ginza-dental.or.jp/congenital/

インプラントは「入れたら終わり」ではありません

インプラント治療では、正確にインプラントを埋入することはもちろん重要です。

しかし、それと同じくらい大切なのが、「そのインプラントを将来どう管理していくか」という視点です。

最終的な歯の形や噛み合わせ、固定方法、そして長期的なメンテナンスまで考えて、治療開始時から逆算して設計する。

当院では、インプラントを「埋入すること」だけをゴールとせず、最終的な上部構造とその後の長期管理まで考えた治療を大切にしています。

インプラント治療についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

 

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関連記事

インプラントの人工歯(上部構造)の寿命や、経年的な噛み合わせの変化については、こちらの記事で詳しく解説しています。

▶ インプラントは一生もの?|人工歯の寿命と噛み合わせの変化

インプラントは「骨がある場所」に入れればいい?埋入位置が最終的な歯の形を左右します

2026年8月28日

インプラント治療では、インプラントを支えるために十分な骨があることはもちろん重要です。

しかし、「骨がある場所=インプラントを入れるべき場所」とは限りません。

インプラントをどこに埋入するかによって、その上に作る歯の形や噛み合わせ、清掃性、将来的なメンテナンスのしやすさまで変わってきます。

最終的な歯の位置から逆算して考える

インプラント治療では、まず「骨のどこにインプラントが入るか」だけを考えるのではなく、最終的にどこに、どのような歯を作りたいのかを考えることが大切です。

下の画像は、最終的な歯の位置から逆算して埋入した場合と、骨のある口蓋側(内側)に寄せて埋入した場合を比較したものです。

インプラントの埋入位置を咬合面から比較した画像。最終的な歯の位置から逆算した埋入と、口蓋側に寄った埋入の違いを示している。

上から見ると、左ではインプラントが最終的な歯の中心付近に位置しているのに対し、右では口蓋側(内側)に位置していることが分かります。

インプラントが口蓋側に寄りすぎると、最終的な歯を本来必要な位置まで頬側(外側)へ張り出して作らなければならないことがあります。

横から見ると、歯の形にも違いが出ます

同じ状態を横から見てみます。

インプラントの埋入位置を側方から比較した画像。口蓋側に寄った埋入では、最終的な歯が頬側へ張り出した形態になることを示している。

左は最終的な歯の位置を考えてインプラントを埋入しているため、無理の少ない自然な形態で補綴物を作ることができます。

一方、右はインプラントが口蓋側に寄っているため、最終的な歯が頬側へ大きく張り出した、カンチレバー状(片持ち)の形態になっています。

このような形態は、噛み合わせだけでなく、清掃性やその後のメンテナンスにも影響する可能性があります。

「入る場所」ではなく「入れるべき場所」を考える

骨の状態によっては、骨が十分にある場所へインプラントを入れた方が治療しやすいように見えることがあります。

しかし大切なのは、インプラントを骨の中に入れること自体ではなく、その上にどのような歯を作るのかまで考えて治療を設計することです。

そのため当院では、最終的な歯の位置や噛み合わせ、清掃性などを考慮しながら、インプラントの埋入位置を検討しています。

症例によって適切な埋入位置は異なります。骨の量や形態だけで判断するのではなく、最終的な歯から逆算して診断・設計することが、インプラント治療では重要です。

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骨が硬い=安心ではない?実は難しいインプラント治療

2026年7月30日

Q.「骨が硬い」と言われました。インプラントには有利ですか?

A. 必ずしもそうではありません。実は、骨が硬すぎる場合もインプラント治療が難しくなることがあります。

インプラント治療というと、「骨が少ない」「骨が薄い」と治療が難しくなるイメージをお持ちの方が多いと思います。

では逆に、骨が硬くしっかりしていればインプラントにとって良い状態なのでしょうか?

実は、「骨が硬い=インプラントが成功しやすい」とは限りません。

骨が硬すぎると、なぜインプラントが難しい?

インプラントは、硬い骨にネジのようにしっかり固定できれば治療が成功する、というものではありません。

インプラントを埋入すると、その周囲に血液が入り、そこから治癒反応が始まります。

一方、非常に硬く緻密な骨では毛細血管が少なく、血流が乏しいことがあり、手術をしても出血が少ない場合があります。

つまり、「硬くてしっかりした骨」と「治りやすい骨」は、必ずしも同じではないのです。

インプラント治療における適度な骨質と硬く緻密な骨の血流・毛細血管の違いを比較したイラスト

 

血液が新しい骨をつくるスタートになります

インプラントを埋入した後、周囲に入り込んだ血液は血餅となり、そこへ細胞や血管が入り込んでいきます。

その後、徐々に新しい骨が形成され、インプラント表面と骨が結合していきます。

この現象を「オッセオインテグレーション」といいます。

つまりインプラント治療では、最初にしっかり固定されることだけでなく、その後に新しい骨が形成される環境が整っていることも非常に重要なのです。

インプラント埋入後に血餅が形成され、新しい骨ができてオッセオインテグレーションが成立するまでの流れ

硬い骨では「熱」にも注意が必要です

硬い骨へのインプラント治療でもう一つ注意しなければならないのが、骨を削る際に発生する「熱」です。

非常に硬い骨はドリルで削りにくいため、切削時に熱が発生しやすくなります。

このような骨の温度上昇を「ボーンヒーティング」と呼びます。

骨に過度な熱が加わると、周囲の骨組織がダメージを受け、場合によっては骨細胞が壊死してしまいます。

そうなれば、せっかくインプラントを埋入しても、正常なオッセオインテグレーションが妨げられる可能性があります。

そのため硬い骨へのインプラント治療では、十分な注水を行いながら、骨質に合わせて適切にドリリングすることが非常に重要になります。

なぜ骨が硬くなることがあるのでしょうか?

骨が硬くなる原因はさまざまですが、長期間炎症が続いている歯の周囲では、慢性的な刺激によって骨が硬く変化していることがあります。

「痛くないから大丈夫」「まだ噛めるから、もう少しこのままで」と状態の悪い歯を長期間放置していると、歯だけではなく、その周囲の骨にも変化が起こることがあります。

もちろん、残せる歯を安易に抜く必要はありません。

しかし、すでに保存することが難しい歯を長期間放置することが、結果として将来のインプラント治療を難しくしてしまう場合もあります。

「抜くべき?残すべき?」と迷ったら、早めにご相談ください

大切なのは、悪くなった歯をすぐに抜くことではありません。

「残せる歯なのか」「保存が難しい歯なのか」を早い段階で適切に診断することです。

残せる歯であれば、できるだけ早く治療して残す。

一方で保存が難しい歯については、その歯だけを見るのではなく、将来どのような治療を行う可能性があるのかまで考えて、適切なタイミングで抜歯することも重要です。

そしてインプラント治療では、

「骨があるか」だけでなく、「どのような骨なのか」まで診断する必要があります。

骨の量や形だけでなく、歯科用CTを用いた3次元的な骨密度(骨質)の解析を行い、周囲組織の状態まで総合的に評価した上で、お一人おひとりに適した治療方法を検討します。

「この歯はまだ残せるのだろうか?」

「抜歯してインプラントにした方がいいのだろうか?」

「骨の状態が悪く、インプラントが難しいと言われた」

このようなお悩みがある方は、状態がさらに悪化してしまう前に一度ご相談ください。

今すぐインプラントにするかどうかではなく、まず現在の歯と骨の状態を正確に診断し、将来を見据えてどのような治療方法が適しているのかを一緒に考えていきます。

インプラント治療や抜歯についてお悩みの方は、LINEまたはWEB予約よりお気軽にご相談ください。

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国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。

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「仮歯」はすべて同じではありません。インプラント治療で大切な2種類の仮歯

2026年7月22日

インプラント治療で「仮歯」と聞くと、多くの方は「最終的な歯が入るまで一時的に使用する歯」というイメージをお持ちではないでしょうか。

しかし実際には、インプラント治療で使用する仮歯には、それぞれ異なる役割があります。

東京銀座デンタルクリニックでは、治療の段階に応じて仮歯を使い分け、一つひとつの工程を大切にしています。

今回は、当院が補綴治療において重要と考えている2種類の仮歯についてご紹介します。

TECは、治療期間中の日常生活を支える仮歯です

まず使用するのが「TEC(テンポラリークラウン)」です。

抜歯後からインプラント治療が次のステップへ進むまで使用するTEC(テンポラリークラウン)の装着前後比較

TECは、抜歯後からインプラントを埋入するまでの期間や、その後の治療期間中に装着します。

歯がない状態では見た目だけでなく、会話にも影響が出てしまいます。

そのためTECには、

・見た目を保つ

・会話がしやすい状態を維持する

・治療期間中の心理的な負担を軽減する

という役割があります。

つまり、抜歯後からインプラント治療が次のステップへ進むまでの期間を支える仮歯です。

インテリムレストレーションは、最終補綴を完成させるための仮歯です

インプラントが安定し、次の治療段階へ進むと、当院では「インテリムレストレーション(プロビジョナル)」を製作します。

こちらも「仮歯」と呼ばれますが、その目的はTECとは大きく異なります。

私たちは、インテリムレストレーションを「ディフィニティブレストレーション(ファイナル)を完成させるためのリハビリテーション器具」と考えています。

実際に患者さまに使用していただきながら、

・噛み合わせ

・発音

・清掃性

・見た目

・歯ぐきとの調和

などを細かく確認し、必要に応じて微調整を繰り返します。

この工程を経ることで、その患者さまにとって最も自然で快適な形態へと仕上げていきます。

なぜレジン(歯科用樹脂)を使用するのでしょうか?

インテリムレストレーションには、レジン(歯科用樹脂)を使用しています。

「最終的にはセラミックが入るのに、なぜレジンなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

その理由は、口腔内で細かな調整が容易に行える素材だからです。

実際に生活していただきながら、

・少しだけ噛み合わせを調整する

・清掃しやすい形態へ修正する

・歯ぐきとの調和を整える

・より自然な見た目へ近づける

といった細かな修正を繰り返すことができます。

また、見た目も天然歯に近い状態で製作するため、日常生活で大きな違和感なく過ごしていただけます。

ディフィニティブレストレーションはゼロから作るものではありません

インテリムレストレーション(プロビジョナル)で完成した形態をデジタルデータとして記録し、ディフィニティブレストレーション(ファイナル)へ忠実に再現した症例

左がインテリムレストレーション(プロビジョナル)、右がディフィニティブレストレーション(ファイナル)です。

一見すると、大きな違いは分からないかもしれません。

実は、それこそが私たちの目指している補綴治療です。

インテリムレストレーションの段階で、患者さまが快適に使用できる形態を十分に検証します。

その後、口腔内スキャナーによるデジタルデータとして、その完成した形態を精密に記録します。

従来の型取りでは難しかった形態も、デジタルデータとして忠実に保存できます。

そして、そのデータをもとにディフィニティブレストレーション(ファイナル)を製作することで、インテリムレストレーションで完成した形態をできるだけ忠実に再現します。

つまり、ディフィニティブレストレーションを口腔内で初めて完成させるのではなく、患者さまがすでに快適に使用していた形態をデジタル技術によって引き継ぐという考え方です。

東京銀座デンタルクリニックのインプラント治療

インプラント治療のゴールは、「インプラントを埋入すること」ではありません。

患者さまが長く快適に噛み、自然に話し、笑顔で過ごせることです。

そのために私たちは、目の前の一本の歯だけではなく、その先の何年、何十年という時間まで見据えて補綴治療を行っています。

インプラントをご検討中の方は、「どのインプラントを使用するか」だけではなく、どのような考え方で最終補綴まで治療を行っているのかにも、ぜひ注目してみてください。

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この記事の執筆・監修

東京銀座デンタルクリニック 院長 金山 健夫

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士

インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。

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当院の金山健夫・飯岡拓馬が「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」に登壇します

2026年7月16日

このたび、東京銀座デンタルクリニックより、院長の金山健夫と飯岡拓馬の2名が、「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」の講演者に選出されました。

全国から選ばれた講演者6名のうち、当院から2名が登壇することとなり、大変光栄に思っております。

「OSSTEM JAPAN MEETING」は、インプラント治療に携わる歯科医師が集まり、日々の臨床で得られた知見や治療技術を共有する学術イベントです。

今回の登壇を通じて、当院が日頃から大切にしている治療の考え方や臨床での取り組みを、全国の歯科医師に向けて発信してまいります。

OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026の講演者紹介フライヤー。東京銀座デンタルクリニックの金山健夫・飯岡拓馬を含む講演者6名とプレライブオペ担当者、会場情報を掲載。

日々の臨床で得た知見を、学術活動へ

当院では、毎日の診療を丁寧に行うことはもちろん、そこで得られた経験や治療結果を、講演や論文、勉強会などを通じて発信することも重要だと考えています。

インプラント治療は、単にインプラントを埋入するだけで完結するものではありません。

患者様ごとの骨や歯肉の状態、かみ合わせ、清掃性、将来的なメンテナンスまで考慮し、長期的な視点で治療計画を立てる必要があります。

そのため当院では、

・精密な診査・診断

・エビデンスに基づいた治療計画

・デジタル技術を活用した治療

・長期的な予後を見据えた設計

・学会、論文、講演を通じた継続的な知識の更新

を大切にしています。

全国の歯科医師と継続的に研鑽しています

当院では、院長・金山を中心に、全国で診療にあたる歯科医師とともに、オンラインでの勉強会を定期的に開催しています。

この勉強会には、日々の臨床に加え、各種セミナーでの講演や、ディレクター、アドバイザーとして教育活動に携わる歯科医師が参加しています。単に知識や技術を共有するだけでなく、治療方針の立て方や症例の考え方、患者様への説明方法などについても意見交換を行っています。

今回の「OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026」には、この勉強会の構成メンバーでもある青木尚史先生も登壇されます。

日頃からともに研鑽を重ねている先生方と同じ舞台で講演できることを、大変うれしく思っております。

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院長・金山が中心となって行っている勉強会について

学んだ知識を患者様の治療へ還元するために

講演会や勉強会への参加は、実績を示すことだけが目的ではありません。

自院の取り組みを発信することで、他の歯科医師から意見をいただき、治療の考え方を改めて検証する機会にもなります。

また、全国で活躍する先生方との情報交換を通じて得られた新しい知見を、日々の診療に取り入れていくことも大切です。

こうした活動を積み重ねることで、患者様にとって、より安心でき、長期的に安定した治療をご提供できると考えています。

今後もより良い歯科医療を目指して

今回の登壇を一つの励みとして、今後も日々の臨床と学術活動の両立を続けてまいります。

東京銀座デンタルクリニックでは、インプラント治療や矯正治療を検討されている患者様に対し、お口全体の状態を丁寧に確認したうえで、一人ひとりに合った治療方法をご提案しています。

インプラント治療や矯正治療についてお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

開催概要

OSSTEM JAPAN MEETING NAGOYA 2026

会場:ミッドランドホール
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア オフィスタワー5階

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院長の論文が国際学術誌「Journal of Prosthodontics」に掲載決定 ― インプラントブリッジ治療の新しいデジタルワークフロー

▶ 飯岡拓馬の矯正・インプラント治療に関する活動について

インプラント専門書に当院症例が掲載されました|OISSに基づく矯正×インプラント治療

インプラントは何年もちますか? 長持ちさせるために大切な3つのポイント

2026年7月2日

「インプラントはどのくらいもちますか?」

患者さまからよくいただくご質問です。

インプラントは、適切な診査・診断、精密な治療、そして治療後のメインテナンスを継続することで、

10年、20年、あるいはそれ以上の長期にわたり良好な状態を維持することが可能です。

国内外の多くの研究では、インプラントの10年生存率は90〜95%以上と報告されており、適切な治療とメインテナンスを継続することで長期間安定して機能することが期待できます。

今回は、インプラントをより長く、生涯にわたって機能させるために大切な3つのポイントを解説します。

① 精密な診査・診断に基づく治療設計

インプラント治療で最も重要なのは、治療前の診査・診断です。

当院では、骨の量や神経・上顎洞との位置関係、噛み合わせまで三次元的に分析しています。

患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせ、安全性と長期的な安定性を考えた治療計画をご提案しています。

CTと口腔内スキャンを用いたインプラント治療の精密な審査・診断とデジタルシミュレーションデジタルシミュレーションによるインプラントの埋入位置・角度・噛み合わせの治療設計

② 包括的なアプローチと確かな技術

インプラントは、埋入する位置や角度、噛み合わせまで精密に設計することで、長く安定して機能しやすくなります。 単に欠損部にインプラントを埋入するだけでなく、全体の噛み合わせのバランスを整えるために、必要に応じて骨造成や矯正治療も組み合わせた包括的なシミュレーションを行います。科学的根拠に基づいた力をコントロールする設計こそが、インプラントへの過度な負担を防ぎ、長期安定を実現する鍵となります。

③ 科学的リスク管理に基づく定期メインテナンス

インプラント自体は虫歯になりませんが、「インプラント周囲炎」を患うと、自覚症状がないまま周囲の骨が溶け、インプラントを失う最大の原因になります。学術的な調査でも、定期メインテナンスを怠った場合は、周囲炎の発症リスクが大幅に高まることが実証されています。

そのため、ご自宅でのセルフケアと歯科医院での定期的なメインテナンスが欠かせません。 当院では、「メインテナンスもインプラント治療の一部」と考えています。歯科医師と歯科衛生士が連携し、お口の状態に合わせた専門的なメインテナンス(専用機器を用いた精密なクリーニング等)を行っています。

また、当院の歯科衛生士は継続的に知識・技術の研鑽を重ねており、2026年8月にはインプラントメインテナンスをテーマとしたセミナーで講師を務める予定です。指導的立場にある専門スタッフが、患者さまのリスクに応じた科学的なケアを提供いたします。

インプラントを長持ちさせるための専門的なメインテナンスとクリーニング

安心して治療を受けていただくために

東京銀座デンタルクリニックでは、インプラントを長く安心してご使用いただくため、適切な診査・診断、精密な治療、そして継続的なメンテナンスを大切にしています。

それでも、「万が一のことが心配」という患者さまもいらっしゃいます。

そのため当院では、ご希望の患者さまを対象にガイドデントのインプラント10年保証制度にもご加入いただけます。

治療後も安心してインプラントをご使用いただけるよう、治療技術だけでなく、アフターサポート体制も整えています。

インプラントを長持ちさせるために

インプラントを長持ちさせるためには、

・精密な診査・診断に基づく治療設計

・包括的なアプローチと確かな技術

・科学的リスク管理に基づく定期メインテナンス

この3つが欠かせません。

東京銀座デンタルクリニックでは、インプラントを埋入することをゴールとは考えていません。

長く安心してお使いいただくことをゴールと考えています。

精密な診査・診断に基づく治療設計、包括的なアプローチと確かな技術、継続的なメインテナンス、そしてご希望に応じた保証制度まで含めて、患者さまが安心して治療を受けられる環境づくりを大切にしています。

インプラント治療をご検討中の方や、長く安心して使えるインプラント治療をご希望の方は、ぜひ一度東京銀座デンタルクリニックへご相談ください。

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この記事の執筆・監修

東京銀座デンタルクリニック 院長 金山 健夫

金山 健夫
東京銀座デンタルクリニック 院長 / 歯学博士

インプラント治療・補綴治療・デジタル歯科治療を中心に診療を行う。
日本補綴歯科学会 専門医・指導医。
国立がん研究センター中央病院 非常勤医師(インプラント外科・補綴担当)。

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日本顎咬合学会学術大会にて金山健夫院長が講演を行いました

2026年6月25日

2026年6月13日・14日に東京国際フォーラムで開催された第44回日本顎咬合学会学術大会・総会において、当院院長の金山健夫が講演を行いました。

演題は「治癒力を活かした生理的ボーンマネージメント ―血餅と骨膜の活用―」です。

本講演では、インプラント治療における骨造成や骨マネージメントについて、日常臨床での症例をもとに解説いたしました。

日本顎咬合学会とは

日本顎咬合学会は、歯科医療の発展と臨床技術の向上を目的とした国内有数の学術団体です。

学術大会には全国の歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が参加し、最新の研究成果や臨床経験が共有され、活発な議論が行われています。

学術活動を日々の診療へ

当院では、日々の診療だけでなく、学会発表や論文執筆などの学術活動にも積極的に取り組んでいます。

こうした活動を通じて得られた知見を日々の診療へ還元し、患者様により質の高いインプラント治療をご提供できるよう努めています。

今後も、臨床・研究・教育のすべてに真摯に取り組み、安全性と長期的な安定性を重視した治療をご提供してまいります。

日本顎咬合学会学術大会で「治癒力を活かした生理的ボーンマネージメント」をテーマに講演する東京銀座デンタルクリニック院長 金山健夫 東京国際フォーラムで開催された日本顎咬合学会学術大会にて講演する東京銀座デンタルクリニック院長 金山健夫 日本顎咬合学会学術大会でインプラント治療における生理的ボーンマネージメントについて講演する金山健夫院長


 当院では国内での学会発表にとどまらず、世界的に最も権威のある補綴学の国際学術誌(Q1ジャーナル)へ、独自のデジタルワークフローに関する研究論文を継続して発表しています。

▼ 関連する国際学術誌への掲載論文はこちら

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